今回(ルパン三世 PART6 第1話)のあらすじ
英国・ロンドン。初老の男、フォークナー卿の仕事場に飾られた一枚の「絵」――それは、「レイブン」と呼ばれる組織の隠し財宝に繋がっていた。ルパンにとっては、十年も前から狙っている因縁の宝。スコットランドヤードやMI6の妨害をかわしながら絵を盗み去るが、逃走劇のドサクサで絵は半分に破れてしまう。そして事態は、ロンドンに眠る名探偵――シャーロック・ホームズを呼び覚ますこととなる。
ルパン三世 PART6 第1話「シャーロック・ホームズ登場」あらすじ
今回(ルパン三世 PART6 第1話)の見どころ
1.舞台は英国ロンドン、相手はシャーロック・ホームズ。
英国の警視庁スコットランドヤードと英国の秘密情報部MI6の縄張り争いで被疑者の奪い合いが始まる。
今回、絵を盗んだ犯人は「ルパン三世 PART5」で登場したアルベール・ダンドレジー(cv.津田健次郎)で、フランスの司法警察中央局局長である。もちろん、ルパンとも顔見知り。
怪盗仲間を自殺で終わらせないために助けるあたり、ルパンにも温情がある。
2.目的はレイヴンが隠しているお宝
「レイヴン」という英国を裏から操ってきた謎の組織登場。ルパンもその組織が隠すお宝を10年も前から探していた。
今回はそのお宝を探す話がメインストーリーに据えられそうである。ルパンシリーズは、主軸となる話を中心に、それとは関係のない1話完結型の話を織り交ぜながら進んでいくことが多い。
フォークナー卿はレイヴンから裏切り者扱いということで、爆殺されてしまう。
警察署内にレイヴンが入り込めるということは、警察内部にまでレイヴン関係者が存在しているということである。ルパンの言うように英国を牛耳る巨大組織のようだ。
3.PART6のヒロイン役はリリーか?
「ルパン三世」はシリーズごとにヒロイン役が登場したりするのだが、今回は「リリー」がそのポジションになりそうだ。
となると、リリーと関係があるホームズも1話だけの登場ではなく、シリーズ通してのキャラとなるだろう。
シャーロック・ホームズの登場キャラたち、リリー、そしてレイヴンのお宝が中心の話になりそうだ。
今回(ルパン三世 PART6 第1話)の感想・考察
峰不二子と銭形警部も登場して、ルパン三世の主要キャラ全員登場した回であった。PART5から登場した銭形の部下である「やた」こと八咫烏五郎も出ている。
ホームズ関連でレストレード警部やハドソン夫人が出てきているなか、ワトソンが出てきていない。ワトソンの代わりにリリーがそのポジションに収まりそうなことを考えると、リリーはワトソンの忘れ形見と予想できるだろう。