『ルパン三世 PART6』16話のあらすじ
独創的なセンスで世界中を熱狂させるカリスマデザイナー・ギャビー。5年ぶりとなる新作ファッションショーで、なんと五ェ門がミューズに選ばれた!? 剣士としての飢えた目が琴線に触れたのだというギャビー。ファッションの世界でも武士道を貫く五ェ門は、慣れないモデル修行にも真剣に向き合っていき……? サムライとデザイナー。二人の道が、今交差する。
©モンキー・パンチ/TMS・NTV:ルパン三世 PART6 第16話
『ルパン三世 PART6』16話の見どころ・ネタバレ
1.ファッションショーのモデルに選ばれる五エ門
石川五エ門はファッションデザイナーのギャビーに助けられてもらったお礼に、ギャビーのファッションショーのモデルを務めることになる。
5年間ファッションショーをせずに、くすぶっていたギャビーに「五エ門の飢えた目」が新しい発想を与えたようだ。
五エ門もギャビーからの不可思議な指示を真に受けて、実行に移そうというのが、五エ門の生真面目さと世間知らずさを表している。
©モンキー・パンチ/TMS・NTV:生真面目にモデルの練習をする五エ門
2.すべてのことは修業に通じる五エ門
ギャビーからの無理難題を実行した結果、体が自然と鍛えられて、更なる高みへ登る五エ門。すべては剣の道を極めることだとして、このファッションショーの練習も剣の上達のためだと思っているようだ。
剣の道を極めようとする五エ門と、ファッションの道を極めようとするギャビーで共感するところがあったようだ。
ずっと修業を続ける五エ門に「修業をやめたくなったことはないのか?」と質問するギャビーに、即答で「ない」と言う五エ門。
五エ門にとって剣の道には終わりがなく、修業とは「ずっと続けるものだ」という前提があるのだろう。
3.ファッションショーに盗みに入るルパンと不二子
ギャビーのファッションショーの当日、価値の高い服を盗みにルパンと不二子が現れる。もちろん、それを見越した銭形警部もファッションショーの会場に潜入していた。
ルパンがファッションモデルとして、内部に潜入し、それが五エ門にバレて、ファッションショーが予定通りいかずにめちゃくちゃになるのだが、逆にギャビーはその展開に喜び、予定されていたプログラムを変えてしまう始末であった。
ギャビーは今までの言動から平凡なことが嫌いそうだったので、今回のようなハプニングの連続のファッションショーは好みだったのかもしれない。
服を根こそぎ盗もうとするルパンと不二子を、五エ門が撃退するという珍しい構図となった。さすがに、斬鉄剣を持った五エ門にはルパンも分が悪そうであった。
『ルパン三世 PART6』16話の感想・考察
今回はルパンでは珍しい石川五エ門がメインの回となった。
剣の道を歩むものと、ファッションの道を歩むものの邂逅という感じであった。