『ルパン三世 PART6』22話のあらすじ
フィン・クラーク。極北の国・レヴォンランドへホームステイにやって来た、15歳の少女。彼女が知りたいのは、ママのこと。そして、顔も知らないパパのこと。「私のパパは誰? 16歳のママはなぜこの国で亡くなったの?」――雪に埋もれた家から、フィンは母親の記録を掘り起こしていく……。一方ルパンもまた、ネット上に転がるあらゆる記録を頼りに、何かを探し続けていた。
©モンキー・パンチ/TMS・NTV:ルパン三世 PART6
『ルパン三世 PART6』22話の見どころ・ネタバレ
1.母親の記録を追って極北の国に向かうフィン
今回の主役はフィン・クラーク。フィンは母親が亡くなり、そして自分が生まれた地である極北の国・レヴォンランドへホームステイしに向かう。
フィンは「なぜ、アメリカにいた母親が極北の国に来たか?」そして「父親は誰なのか?」という謎を調査しに来たのであった。
©モンキー・パンチ/TMS・NTV:ルパン三世 PART6:母親の謎を解き明かすために極北の国に来たフィン
前回の主役・ミトンはメインの話とは何も関係のない回だったが、今回のフィンは「母親の家庭教師がトモエ」らしいので、ルパンやマティアたちと関係のある話となっている。
2.フィンの母親の家庭教師
フィンは母親・マリエルの日記や写真から、誰が好きな人で父親になりえたかを調べ始める。
母親の部屋に隠された写真やカセットテープを見つけたフィンは、そこで出産前に「着物を着た女性の家庭教師」がついていたことを知る。
この家庭教師はおそらくトモエであり、その情報を嗅ぎつけたルパンとマティアは、フィンが公開しているネットラジオを聞き始めるのであった。
どうやらルパンとマティアは普段から、トモエの情報を追っているらしく、世界中のどこかで「トモエらしい情報」が手に入ったら片っ端から調べているようだ。今回はその対象がフィンになった。
3.フィンが生まれた日の真相
フィンの生まれた日のカセットテープの音声で何が起こったのか明かされる。フィンの母親はショーンのことを好きだったが、アレンと肉体関係を持ってしまい、そこでフィンを身ごもることとなったようだ。
母親・マリエルとショーンの電話中に、ショーンとアレンを射殺しにきた謎の女性が現れて、射殺後に自殺してしまう。話の流れから、射殺犯は「トモエが用意した」人物だと思われる。
トモエはマリエルの家庭教師という名目で来たが、その実はマリエルを身ごもらせたやつを殺すために雇われたのでは?と思われる。
どうやら、トモエは「殺し屋」としての側面もあったらしく、その教え子が「マティア」なのでは?と思わせるような回であった。
最後に、銭形警部とルパンがであったことから、マティア探しで協力する展開がありそうだ。
『ルパン三世 PART6』22話の感想・考察
トモエはフィンの祖母の家庭教師もしていたことから、もし、今も生きているとすればかなりの高齢になっていることが予想できる。しかし、トモエはどの回想でも似たような見た目をしていることから、まるでロボットかのような印象を受ける。
銭形警部がマティアを追っている様子も見れたのが嬉しかった。本来、ルパンを捕まえることに全力である人間が、他の人間を追ったらどうなるのかは見てみたいところである。