今回(マブラヴ オルタネイティヴ 10話)のあらすじ
追う者、追われる者――時間と共に狭まっていく包囲網。
繰り返される加減速は煌武院悠陽の肉体を蝕んでいく。この難局を突破するためには窒息の危険を伴う薬剤を彼女に射たねばならない。
Ⓒ aNCHOR / オルタネイティヴ第三計画:マブラヴ オルタネイティヴ 10話
白銀武は将軍という立場に課せられた重責を知り、逡巡するのだった。
1.加速度病になった悠陽への対処
煌武院悠陽(こうぶいん ゆうひ)が加速度病にかかったことで、国連軍は移動できないでいた。
悠陽に薬を投与してすぐに戦術機で移動したいアルフレッド・ウォーケン隊長と、薬の副作用が危険として戦術機での移動はさけるべきとする月詠真那とで言い合いになる。
お互い正論の言い合いになったが、実は悠陽の体調を少しでも回復させる真那の時間稼ぎというオチであった。ウォーケン隊長と真那のどちらとも冷静な人間であった。
Ⓒ aNCHOR / オルタネイティヴ第三計画:口論と見せかけて時間稼ぎをしていた月咏真那
白銀武もこの状況に迷い、判断できずにいた。今回の事件は、武にとって初めてのことなので、今までのような前世の記憶を使っての賢く立ち回ることができない。
そして、武は悠陽の覚悟を見せつけられて、自分の覚悟のなさを痛感していた。
転送実験のときに覚悟の足りなさを香月夕呼からも指摘さていたいが、今回はそれを強く自覚することとなった。
2.エアボーンでの追跡
ヴァルキリーズとクーデター軍との戦いは、時間稼ぎかつ、陽動作戦であり、本命は飛行機による追跡であった。
高く飛ぶとBETAによる超長距離対空攻撃が待っているので、危険を承知で内陸を低空飛行で移動してきたようだ。
対空に優れるBETAがいるため、飛行機で内陸を移動はすることを想定していなかった国連軍は完全に裏をかかれる形となった。
だが、BETAの影も形もない状況で、常にBETAの遠距離対空レーザーを気にしないといけないのは、本当にイカれた敵である。
前回同様、戦いがメインとなる回であった。
前回と違うのは、白銀武たちの戦いではなく、ヴァルキリーズの防衛戦が描かれたところである。
今回、迷いのはて、突っ立っていることが多かった白銀武であるが、新OSの性能で精鋭部隊の帝国軍にヴァルキリーズが有利を取れていたのは、白銀武のおかげだろう。新OSがなかったら、突破されていた可能性はある。
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