今回(王様ランキング 9話)のあらすじ
ダイダの体をのっとったボッスと対面した王妃ヒリングは、ショックのあまり気絶してしまう。
© 十日草輔・KADOKAWA刊/アニメ「王様ランキング」製作委員会:王様ランキング9話
倒れたヒリングに襲い掛かる魔獣。
ヒリングを守らんと応戦するドルーシは、かつてボッス王から王妃の護衛を命じられた日のことを思い出す・・・
1.ヒリングを守るドルーシ
ミランジョの暗躍により、ヒリングの元へ魔獣が襲撃に来る。それを迎え撃つドルーシ。
ここで、ドルーシがボッス王にヒリングを守るように命じられるシーンへ過去回想される。
ドルーシが思うように、ヒリングを守れと言ったり、ヒリングの暗殺を許可したりとボッス王が何を考えているのかよくわからない。
ボッス王本人は「流れに身を任せる」と言っているが、今後、何かが起こることを期待しているのだろうか?(その何かを起こすのがボッジであると思っている)
ドルーシはギリギリのところで魔獣3匹を撃退できたが、もしボッス王が1匹魔獣を殺していなかったらドルーシは負けていただろう。ボッス王はドルーシの力量をわかった上で、わざと魔獣を1匹殺したのだろうか?
2.ヒリングの子どもたちに対する思い
ドルーシの回想の中で、ヒリングが必死にボッジと仲良くなろうとする描写がされる。(過去(第3話)にも、ヒリングがボッジ王子に気に入られようと奔走しているシーンがあった)

© 十日草輔・KADOKAWA刊/アニメ「王様ランキング」製作委員会:ボッジと仲良くなろうとするヒリング
その不器用ながら、必死にしている様子を見たドルーシがヒリングは守るべき存在だと判断するというのは良いシーンであった。
ヒリングがボッス王に対して、真正面から異議を申し立てるシーンも、息子のダイダを愛しているとわかる場面である。
ボッス王はヒリングの暗殺を許可しているのにも関わらず、ドルーシには、ヒリングを連れて城を出ていけと命令したりと矛盾した行動が多い。ヒリングのことは大事だし、ミランジョのやることも理解しているゆえの行動なのだろうか?
3.ミランジョと踊るボッス
ボッスはミランジョが操る人形をダンスを踊る。
ボッスの感情までは読み取れないが、ミランジョはボッスに対して好意を抱いていることがなんとなくわかる。
ミランジョは獣を魔女の魅了で支配下に置き、魔獣に出来るほどの魔力を持っているが、肉体は持っていないようだ。(ミランジョが従えてる二人の従者も魔女の魅了によって支配下に置いているのだろうか?)
元々、肉体はあったが何かの拍子で失ってしまったのか?それとも、元々、鑑の中でのみ生きられる存在なのだろうか?
今回は、第3話以来のヒリング回という感じであった。
ドルーシの勇姿で、魔獣たちと相打ちになり「ドルーシまさか死んだか?」と思わせての「そうだヒリングは回復魔法使えたわ」となるところは、ドルーシと同じ気分であった。
ヒリングの回復魔法は、あの世界では屈指の強力な魔法であろう。
精神が閉じ込められたダイダが「兄上の世界は、こんな感じなのか」というシーンは、ダイダがボッジのことをひとつ尊敬する良い場面であった。何も伝えられない、何も聞こえないというのは克服するまで大変な時間を要しただろう。
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