『王様ランキング』14話のあらすじ
魔物たちと壮絶な戦いを繰り広げるドルーシ。しかし健闘もむなしく、瀕死の重傷を負ってしまう。ドルーシを治療するヒリングにギガンが迫る。窮地に陥る一同の前に思いがけない救世主が現れる。
© 十日草輔・KADOKAWA刊/アニメ「王様ランキング」製作委員会:王様ランキング 14話
『王様ランキング』14話の見どころ
1.ミツマタとボッジの増援
足を千切られ、目を潰されたドルーシは満身創痍で、虫の息となる。ヒリングが危険にさらされたところで、ミツマタが助けに入る。
© 十日草輔・KADOKAWA刊/アニメ「王様ランキング」製作委員会:満身創痍なドルーシ
ミツマタは過去にヒリングの回復魔法で助けられた経験があり、その恩返しをする形となった。
魔物を蹴散らすミツマタだが、ギガンの反撃にあい、ミツマタも瀕死の状態になってしまう。トドメを刺されそうなところで、満を持してボッジが助けに入る。
ミツマタを倒すギガンを、一撃で気絶させることで、ボッジの凄さが際立つ演出となっている。
その後、目を覚ましたギガンの武器を破壊し、再び一撃でギガンを気絶させる。圧倒的な力の差を見せつけたことで、ギガンがボッジに対して平伏する。
ボッジには人を魅了する力があり、関わった人たちがどんどん仲間になっていくのが凄い。
2.ボッジの成長に涙するヒリング
ヒリングは、過去回想で火事のときに頼りなかったボッジが、ギガンを倒すほどに成長した姿を見て涙する。
ボッジの心強い味方のカゲが現れたことに、ヒリングは驚いていたようだ。ボッジのことを心配し、助けてくれるカゲとヒリングが手を取り合って、握手する瞬間は素晴らしかった。
ミツマタは、なぜボッジが優しいのかを「優しい母親から抱きしめられた」からだと考察する。ボッジの母親であるシーナもヒリングもボッジに優しさを注ぎ、抱きしめてあげた結果、ボッジのような優しい人間が出来上がったのだろう。
3.不老不死のオウケン
不老不死のオウケンはその名の通り、体を切り刻まれても、手を千切られても即座に再生し、動くことが出来る。
デスハーとデスパーの連携により、オウケンに雷を落として、オウケンの動きを止めて、捕縛に成功する。どうやって、以前オウケンを捕まえたのか疑問だったが、デスハーの雷の力を使って無力化してから捕まえたようだ。
オウケンは元々、心優しい騎士であったが、不老不死になることで、心が失われてしまったらしい。不老不死になることで、相手を思いやる心が不要になり、自我が失わてしまった。
しかし、オウケンは「なぜ、不老不死」になったのだろうか?王様ランキング1位になったら、そういうことも可能かもしれないが、オウケンはただの騎士なので、それはなさそうである。話の流れ的には、冥府の中に不老不死の秘密が眠っているのだろうか?
『王様ランキング』14話の感想・考察
ボッジが相手の弱点を見極める能力を、デスパーから教えてもらった過去回想があった。あれは、デスパー特有の能力で、それを手をつなぐことでボッジに見せたということだろうか?さすがに、能力を分け与えたとかだと万能すぎるので。
ボッジ、カゲ、ヒリング陣営は、ものすごい力で相手を制圧していくようなことはしないのだが、その結果、仲間が増えていくことが多い。まさか、ギガンが仲間になるというのは予想外であった。
デスハーの目的はミランジョの討伐らしく、冥府の門を見つけ出したようだ。デスハーはミランジョがどんな存在なのか知っているのかもしれない。
あと、ヒリングの悲鳴を聞いて、助けに出ようとするボッス王が印象的だった。ボッス王にとってヒリングは大切な存在かもしれないが、その一方で、ミランジョの方が大切に思っており、ミランジョのためにヒリングを助けることを辞める。なぜ、ボッスがここまでミランジョのために動くのか理由を知りたいところである。