『王様ランキング』17話のあらすじ
かつて冥府を治めた王、サトゥン。その息子であるデスハー、デスパー、オウケンたち兄弟は、それぞれが超能力をその身に秘めていた。ボッス王の城で罪人たちを探すボッジとカゲの前に、不老不死の力を持つオウケンが立ちはだかる・・・
© 十日草輔・KADOKAWA刊/アニメ「王様ランキング」製作委員会:王様ランキング
『王様ランキング』17話の見どころ・ネタバレ
1.オウケンが不老不死になったキッカケ
不老不死の研究をしていた前冥府の王「サトゥン」はその暴君としての振る舞いを、息子の3兄弟に咎められて、討伐される。
長男のデスハーが冥府の王を次ぐと、25歳となった三男のオウケンが「不老不死の力」を手に入れてしまう。
© 十日草輔・KADOKAWA刊/アニメ「王様ランキング」製作委員会:不老不死を手に入れる前のオウケン
そして、徐々にオウケンの精神は蝕まれていき、最終的に罪人として捕らえられるという結果になってしまう。
なぜ、オウケンに不老不死の力が宿ったのかは不明である。サトゥンの研究の成果なのか、それとも殺されたサトゥンの呪いなのか?
結果的に、オウケンは正気を失い、今の状態になってしまう。
2.ミランジョの本当の目的
ボッジとカゲは倒れているアピスを起こして、ミランジョの本当の目的を知ることとなる。
ミランジョの目的はボッスとふたりきりでなんの憂いもなく旅をすることである、とアピスから明かされる。
そのためにはボッスにとっての憂いである「家族」と「国」を滅ぼす必要があるとミランジョは思っているようだ。
ミランジョのあまりにも純粋な目的が、彼女を狂気に走らせている。
3.相性が最悪のボッジvsオウケン
デスパーが危惧していた「ボッジ vs オウケン」の戦いが始まってしまう。
ボッジは、オウケンの攻撃をことごとく見破り、攻撃を全て回避していく。だが、デスパーの読み通りボッジの攻撃はオウケンには一切通用しなかった。(まさか、武器破壊すらも無効化するとは思わなかった)
お互い決め手がない中で進んでいく戦いは、体力で勝るオウケンの方が有利になってくる。(不老不死というのは、体力も無限と考えていいのだろう)
オウケンを倒すには、デスハーのような雷撃で一時的に動けなくして捕らえるぐらいしか現状方法が見当たらない。もし、オウケンの呪いを解くとしたら「魔神」の力を使うとかになるのだろうか?もしくは、ミランジョの秘術?
『王様ランキング』17話の感想・考察
今回、ミランジョの本当の目的が「ボッスと憂いなくふたりきりで旅をする」ことだと明かされる。
あまりにも純粋で乙女のような目的に対して、それを実現させるための手段が「家族の皆殺し」と「国を滅ぼす」という正反対の邪悪なものになってしまっている。
ミランジョの配下であるアピスもそういう意味では、純粋である。悪いことをしているとは知りながらも、ミランジョを裏切ることはできないとして、ミランジョの目的に加担してしまっている。