『王様ランキング』18話のあらすじ
冥府の罪人たちに自ら捕らえられたボッス。牢屋へとやってきたベビンは、ボッスにその真意を問いかける。ボッスが語り始めたのはミランジョとの出会い、そしてホウマ国とギャクザ国という2つの国の悲しい過去だった。
© 十日草輔・KADOKAWA刊/アニメ「王様ランキング」製作委員会:王様ランキング
『王様ランキング』18話の見どころ・ネタバレ
1.魔法立国ホウマの過去
ボッスはミランジョとの出会いを回想する。ボッスは武者修行のため、魔法立国ホウマでミランジョの父親と手合わせをするのだが、あまりの死闘にボッスは相手を殺してしまう。
責任を感じたボッスはミランジョを見守りつつ、ホウマ国が神々の支配から逃れるための戦いに加勢するのであった。連戦連勝をするホウマ国だったが、協力関係にあったギャクザ国の裏切りによって情勢が傾いてしまうのであった。
ボッスが「自分の周りにいる人間は優しい心を持つものばかり」というのは、ボッスがホウマ国を思って、自分の国を作り上げたということがうかがえるシーンであった。ボッスはホウマ国のような、優しい人間が多い国を作りたかったのかもしれない。
ホウマ国の評判が悪かった原因は、ギャクザ国の人間が悪逆非道の限りを尽くしたのが原因であったか。ミランジョが色々な人間から恨みを買った原因もここらへんに起因しているのかもしれない。
2.皆を許すヒリング
ヒリングは、ミランジョの味方についたアピスを治療し、ボッジ暗殺の実行犯&それを止めれなかったドーマスとホクロを許すのであった。
一時期はボッジを失ったと思ってヒステリックになっていたヒリングだが、ボッジの成長した姿を見て、考え方が変わったのかもしれない。
今のボッジからはボッスと同じような王としての風格があり、皆を助けるだけの実力と優しい心がある。
ボッス王国の四天王が次々と集まり、ボッジの元へ駆けつけていくというのは終盤という感じがしてきた。
3.助けに来たデスパー
オウケンとの戦いで、体力的に不利になってきたボッジの元へ、デスパーと冥府騎士団団長が駆けつける。
© 十日草輔・KADOKAWA刊/アニメ「王様ランキング」製作委員会:オウケンに対し、体力的に不利になっていくボッジ
今回もデスハーの雷でオウケンの動きを止めようとするのだが、オウケンは雷をうまく右半身だけで受け流し、気絶しないようにするのであった。
足を刺されて追い詰められたボッジを助けるために、カゲがオウケンを包み込むように飲み込みこもうとする。
オウケンは、何度もデスハーの雷にやられていたから、とうとう対策を講じてきた。不老不死によって理性は失われしまったが、そこらへんの考える力というのはなくなっていないのだろう。
カゲが巨大化して、オウケンを包み込もうとしていたが、あれがカゲの一族の何かしらの力なのだろうか?ボッジも足をやられてしまい、あと戦えそうなのはカゲしかいないので、頑張ってもらうしかない。
『王様ランキング』18話の感想・考察
ボッスの口から「いちばん大切な人はミランジョ」という明確な言葉がでた。今までのボッスの行動で、なんとなく一番優先している人物だと思ってはいたが、今回はそれを明確化された形である。
この作品は心優しいキャラクターが多いと思っていたが、それはボッスが意図して選んでした人物だからそうなっていたのだろう。その中でも一番心優しいのはベビンであるというのも、うなずける。
ボッジの攻撃も効かず、デスハーの雷も対策したオウケンをどうやって止めるのかが、今後の主題になってくるだろう。カゲがオウケンを覆い包もうとしていたが、あれで身動きを止めるとかするのだろうか?