アニメ『王様ランキング 勇気の宝箱(2期)』最終回10話ネタバレ：オウケンの復活

最終回となる話では王様ランキング1位の報酬について語られる。オウケンは救われたものの、デスハーは記憶を失い廃人同然になってしまう。デスハーとしてはこの結末はわかっていても弟を救いたかったのだろう。

歴代の王様ランキング1位は神の文字が書かれた剣を選んでいた。文字を読めれば何でも願いが叶うが、剣は空気に触れると朽ちてしまうので、そうならないように人の血を吸わせ続けることになる。宝とは名ばかりの完全に呪われたアイテムだ。

王様ランキングの宝物庫には「魔神の子供」も存在していた。ミランジョと一緒にいた魔神はどこからか逃げてきたという描写がなされていたが、王様ランキングの運営が「魔神の子供」を大量に育てていた集団ということになるのだろうか？

デスハーが「呪われた剣」や「魔神の子供」を欲しがらなかった瞬間、王様ランキングの運営は少し満足げな表情をしていた。これだけの宝を前に、欲に狩られず何も欲しがらない人物を探しているのでも言うのだろうか？

王様ランキングの運営はてっきり神が運営していると思っていたが、最後に神が襲撃してきたことからそれは無さそうだ。人間の可能性も低いと考えると神と人間とはまた違う種族なのだろうか？

ボッジに「人は信用するな」と言いたいが「自分のことは信用して欲しい」という矛盾を抱えたカゲは、最終的に「自分がずっとそばにいればいい」という結論に至る。もし2期があるのなら、話を繋げる上で良いシーズンになったのではないかと考える。