MENU

アニメ『【推しの子】』3話ネタバレ感想:有馬かなの登場で明るくなる

アニメ『【推しの子】』3話ネタバレ感想:有馬かなの登場で明るくなる
目次

アニメ『【推しの子】』3話の見どころ・ネタバレ

引用画像は『©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会』

1.有馬かなとの再会

高校で再会した有馬かなアクアに対して強烈な興味を示して、次々と質問していく。アクアかなの質問を冷たくあしらうのだが、かなは諦める気がない。しょうがないので、アクアかな五反田監督の家まで連れて行くことにする。

五反田監督の元で弟子をしているアクアを見て、かなは『アクアはまだ演技に興味がある』と考える。アクアはあくまで裏方志望だと否定するが、かなはそれでもこの業界にアクアがまだ関わりを持ってくれていて嬉しく思う。

有馬かなは今、ドラマのヒロイン役をしており役が1つ空いているからアクアを採用したいという。否定的なアクアだったが、ドラマ監督がアイが生前連絡を取っていた『鏑木勝也』だとわかると態度を一変させて、出演を了承するのであった。

アニメ『【推しの子】』3話の見どころ・ネタバレ:有馬かな
・アクアに積極的に絡みに行く有馬かな

アクア有馬かなが子役時代に衝撃を与えた人物なので、その人と再会できて物凄いテンションが上っている。復讐がメインテーマの作品なので、こういう明るいキャラクターは一人は必要になってくる。

アクアの復讐への執念が垣間見れたシーンもあり、アイが使っていた携帯電話の暗証番号を解読するために4年を用したというのは狂気だ。しかし、そのおかげで容疑者が10名ぐらいにグッと絞られたのでかなり重要な行為だったことは確かだ。

2.有馬かなの変化

アクアが出演することになったドラマはネットテレビ局制作で3話まで放映されていた。しかし、原作にいないオリジナルキャラの登場や新人俳優たちの演技の酷さなどが目立ち、とても良い作品とは言えない出来であった。

そのことをアクア有馬かなに話すとかなは現場の事情について語りだす。このドラマは売り出したいモデルをたくさん出して、イケメン好きの女性に宣伝することが目的だと言う。演技が二の次である以上、かな自身も上手い演技をしないで、他の出演者の大根役者ぶりが浮き彫りにならないようにしている。

子役時代は傍若無人だったかなだが、旬が過ぎてからは見向きもされなくなったことで、コミュニケーションの重要さに気づいたと言う。かなは売れなくなった後も演技の練習を続け、協調性を重視する演技派の役者になっていた。

アニメ『【推しの子】』3話の見どころ・ネタバレ:ルビー、アクア
・出演予定のドラマを見て、あまりに微妙な演技に困惑する3人

原作で人を集めて、その実、イケメン俳優を売り出すためだけのドラマということで現場としては最悪の部類に入りそうだ。しかし、かなとしてはそんな現場でも与えられた仕事をしっかりこなそうと頑張っている。子役時代から彼女も随分と変わったようだ。

有馬かなの登場で、再び芸能界へのパイプを手に入れることができたアクア。対象が無制限だと父親を見つけるのが大変だが、人数が限定されているのなら現実的なラインだ。あとは、その中から身体的特徴が似ている人物などを絞り込めばもっと限定できそうだ。

3.鏑木勝也のDNAを入手する

駄目な企画に駄目な役者のドラマだが裏方はしっかりしていると感じたアクアは、まだやりようはあると判断する。ドラマ撮影当日がやってきて、かなからどのように撮影が行われるかアクアが説明を受ける。

アクアは最終回に出てくるストーカー役として演技をする。そつなく演技をこなしたアクアだが、子役時代にした天才的な演技はできなくなっていた。しかし、かなは努力でしか身につけられないアクアの演技を評価してくれる。

アクアはドラマ監督の話を盗み聞きしつつ、目的であった『鏑木勝也のDNA(煙草の吸殻)』を入手する。目的を達成したアクアだが、最後にドラマ撮影本番の演技でめちゃくちゃにしてやろうと意気込むのであった。

アニメ『【推しの子】』3話の見どころ・ネタバレ:アクア
・駄目な現場ではあるがやりようはあると感じるアクア

かなは自分のひたむきな姿勢が評価されてヒロイン役として採用されたと思っているが、実際は演技力のわりに顔がよく、何より知名度がありつつも安く雇えるということで採用されただけであった。1話の五反田監督も言っていたが、芸能界は熱意などは無くあくまでドライでビジネスな現場であることが強調される。

アクアは本番の演技で何か違うことをしようとしている。現場を驚かせるような演技をするつもりらしいが、この演技が評価されて、役者として再び活動しだすことが出来ればアクアの復讐という目的も一歩前進しそうだ。

アニメ『【推しの子】』3話の感想・考察。

有馬かなというキャラクターが投入されて一気に話に明るさが戻る。それまではアイが明るさ担当だったので、それが不在な間は暗い雰囲気が漂っていた。復讐やミステリー要素はメインな作品だろうが、そこに全振りというわけではない。

アクアは転生しているというアドバンテージはあるものの、相手は自分では手を下さずに犯行に及んだことから、相当用心深い人間だと予想できる。そんな人間からDNAを採取することが簡単にできるだろうか?

ご覧頂きありがとうございます。次の記事もどうぞ!
目次