アニメ『【推しの子】』8話ネタバレ感想：アクアがあかねと付き合うことにした理由

劇団ラララはその業界では知る人ぞ知る一流の役者集団のようだ。そのエースが自殺仕掛けていたのだから、実際に自殺してたらとんでもない問題になっていただろう。番組としてはアクアに感謝しきれないと思われる。

黒川あかねにはアイと同じでカリスマ性(才能)があったからこそ、コピーできたというのがアクアの見解だ。ずば抜けたプロファイリングと黒川あかねの女優としての才能が揃って、初めてなし得たことのようだ。

黒川あかねに対して恋愛感情があるかどうかを「有馬かなとキャッチボールして試す」というのは面白いやり方だった。逆に言うとアクアは少なからず有馬かなを異性として見ているとわかる。

アクアは自分では理解できなかった「星野アイ」というものを才能のある黒川あかねから情報を得て、理解しようとする。そのために打算的にあかねと付き合うことになるのだが、それによってこの作品に「恋愛要素」という部分が追加された。これによってアクアに好意を持つ有馬かなも更に引き立つようになるだろう。

プロデューサーの鏑木勝也は約束通りアクアにアイの情報を教えてくれるらしいが、一週間後というのが怖さがある。この作品は「人が死ぬ作品」なので鏑木が一週間以内に殺される可能性は十分ある。

リアリティーショー番組は終わってしまったものの、アクアは「黒川あかね」というアイの死の真相に近づける新しい武器を手に入れる。彼女の情報から更に父親候補を絞り込むことができそうだ。

「今ガチ」が終わって新キャラたちは解散と思いきや「黒川あかねとの恋人関係」そして「MEMちょを新生B小町に誘う」ことによって、この2キャラが今後もこの作品に登場し続けることがわかった。主要メンバーが増えてきて物語が動きやすくなってきた。