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オキシクリーンと過炭酸ナトリウムの違いとは?成分・代用・洗濯槽での使い分けを解説

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オキシクリーンと過炭酸ナトリウムの違いを表したアイキャッチ画像

オキシクリーンと過炭酸ナトリウムは、どちらも衣類の漂白や掃除などに使われるため、「ほとんど同じものでは?」と思う方もいるでしょう。

結論からいうと、オキシクリーンと過炭酸ナトリウムは完全に同じものではありません。

過炭酸ナトリウムは、酸素系漂白剤などに使われる成分です。

一方、オキシクリーンは複数の商品が展開されているブランドで、日本公式の通常版「オキシクリーン」には過炭酸ナトリウムだけでなく、炭酸ナトリウムも配合されています。

そのため、用途が重なり代用できる場合はあるものの、使用量までそのまま置き換えられるとは限りません。

この記事では、日本公式で販売されている粉末の通常版「オキシクリーン」を中心に、過炭酸ナトリウムとの違いや代用できるケース、どちらを選ぶか、洗濯槽に使うときの注意点まで解説します。

目次

オキシクリーンと過炭酸ナトリウムの違いを比較

オキシクリーンと過炭酸ナトリウムの大きな違いは、オキシクリーンは商品、過炭酸ナトリウムは成分であることです。

日本公式の通常版オキシクリーンにも過炭酸ナトリウムが含まれているため両者は無関係ではありませんが、「オキシクリーン=過炭酸ナトリウム」と考えるのは正確ではありません。

主な違いを整理すると、次のとおりです。

比較項目オキシクリーン(通常版)過炭酸ナトリウム単体
位置づけ酸素系漂白剤の商品酸素系漂白剤などに使われる成分
主な成分過炭酸ナトリウム、炭酸ナトリウム過炭酸ナトリウム
界面活性剤不使用過炭酸ナトリウムのみの製品なら不使用

この違いを理解しておくと、「過炭酸ナトリウムで代用できるのか」「どちらを買えばよいのか」も判断しやすくなります。

オキシクリーンと過炭酸ナトリウムは同じものではない

過炭酸ナトリウムは、水に溶かして使うことで漂白・消臭などに利用される成分で、粉末タイプの酸素系漂白剤などに使われています。

一方のオキシクリーンは、特定の一成分を指す名称ではありません。

オキシクリーンというブランドの中に、通常版やオキシクリーンEXなど複数の商品があります。

つまり、関係を簡単に整理すると次のとおりです。

  • 過炭酸ナトリウム:成分
  • オキシクリーン:ブランド・商品

通常版オキシクリーンには過炭酸ナトリウムが使われていますが、それだけで作られているわけではありません。

そのため、「どちらも酸素系漂白剤として似た用途に使える」という意味では近い一方、成分構成やメーカーが指定する使用方法まで同一とは限らない点に注意が必要です。

通常版オキシクリーンには炭酸ナトリウムも配合されている

日本公式の通常版オキシクリーンには、過炭酸ナトリウムとアルカリ剤の炭酸ナトリウムが配合されています。

また、通常版は界面活性剤と香料を使用していません。

一方、「過炭酸ナトリウム100%」など、過炭酸ナトリウムのみを成分とする製品も販売されています。

つまり、通常版オキシクリーンと過炭酸ナトリウム単体は共通する成分を持っていますが、中身まで同一ではありません。

通常版オキシクリーンと過炭酸ナトリウム単体の成分構成の違いを示した図

オキシクリーンは製品によって成分が違う

「オキシクリーンには界面活性剤が入っているのか」という疑問については、商品によって異なります。

日本公式の通常版オキシクリーンは界面活性剤不使用ですが、「オキシクリーンEX」には洗浄成分として界面活性剤が配合されています。

そのため、ブランド全体について次のどちらか一方で説明することはできません。

  • 「オキシクリーンには界面活性剤が入っている」
  • 「オキシクリーンには界面活性剤が入っていない」

この記事で「オキシクリーン」と記載する場合は、特に断りがない限り日本公式の粉末・通常版オキシクリーンを指します。

手元にあるものがEXなど別の商品であれば、商品名と成分表示、使用方法を確認してください。

出典:
オキシクリーン|オキシクリーン公式サイト
オキシクリーン EX|オキシクリーン公式サイト
酸素系漂白剤 750g|シャボン玉石けん

過炭酸ナトリウムでオキシクリーンを代用できる?

過炭酸ナトリウムは、用途が重なる範囲であれば、通常版オキシクリーンの代用候補になる場合があります。

ただし、「代わりに使える」という判断と、「同じ量・同じ方法で使える」という判断は分けて考える必要があります。

用途が重なる場合は代用候補になる

通常版オキシクリーンと過炭酸ナトリウムを使った酸素系漂白剤には、衣類の漂白や汚れ落としなど、共通する用途があります。

そのため、手元の過炭酸ナトリウム製品でも使用が認められている用途であれば、オキシクリーンの代わりとして検討できます。

ここで重要なのは、「過炭酸ナトリウムだから何にでもオキシクリーンの代わりとして使える」と考えないことです。

代用するときは、代わりに使う製品の表示で次の3点を確認しましょう。

  • 何に使うのか
  • その素材に使用できるか
  • どのくらいの量を使うのか

素材や用途が違う場合は単純に置き換えない

同じ酸素系漂白剤でも、すべての素材に使えるわけではありません。

通常版オキシクリーンには使用できない素材があり、過炭酸ナトリウムを使った別の酸素系漂白剤にも、それぞれ使用できない素材や用途があります。

そのため、「オキシクリーンで使えるものなら、過炭酸ナトリウムでも必ず使える」とは考えず、実際に使用する製品側の表示を確認するのが基本です。

衣類なら素材や洗濯表示、掃除なら対象となる材質も確認してください。

使用量はオキシクリーンと同じ量にしない

代用するときに特に注意したいのが使用量です。

通常版オキシクリーンと過炭酸ナトリウム単体では成分構成が異なるため、「オキシクリーンを30g使う場面なら、過炭酸ナトリウムも30g使う」というように重量をそのまま置き換えるのは避けましょう。

メーカーが案内する使用量も製品ごとに異なります。

過炭酸ナトリウムで代用するときは、オキシクリーン側の使用量から独自に換算するのではなく、実際に使用する過炭酸ナトリウム製品に記載された使用量に従うのが適切です。

出典:
オキシクリーン|オキシクリーン公式サイト
酸素系漂白剤 750g|シャボン玉石けん

オキシクリーンと過炭酸ナトリウムはどちらを選ぶ?

オキシクリーンと過炭酸ナトリウムのどちらが向いているかは、何を重視するかによって変わります。

大まかな選び方は次のとおりです。

  • メーカーが示す用途や使用量に沿って使いたい:オキシクリーン
  • 成分がシンプルな製品を選びたい:過炭酸ナトリウム単体

用途や使用量の案内に沿って使いたいならオキシクリーン

通常版オキシクリーンは、メーカーが用途ごとの使用方法や使用量を案内している製品です。

衣類の汚れ落としやつけ置き、掃除などについて、オキシクリーンという製品向けに案内された方法に沿って使いたい場合は選びやすいでしょう。

ただし、オキシクリーンなら何にでも使えるわけではありません。使用する前には、対象素材や使用量を確認してください。

成分のシンプルさを重視するなら過炭酸ナトリウム単体

「過炭酸ナトリウム100%」など、過炭酸ナトリウムのみを成分とする製品もあります。

そのため、できるだけ構成のシンプルな酸素系漂白剤を選びたい場合は、過炭酸ナトリウム単体の製品が選択肢になります。

どちらが一律に優れているというより、選び方は次のように整理できます。

  • 製品として設計されたものを使いたい:オキシクリーン
  • 過炭酸ナトリウムを主体としたシンプルな製品を使いたい:過炭酸ナトリウム単体

界面活性剤の有無はオキシクリーンの種類を確認する

界面活性剤の有無を重視する場合は、「オキシクリーン」というブランド名だけでは判断できません。

日本公式の通常版は界面活性剤不使用ですが、オキシクリーンEXには界面活性剤が配合されています。

界面活性剤を使っていない商品を選びたい場合は、商品名と成分表示まで確認することが重要です。

過炭酸ナトリウム製品についても、商品名だけではなく実際の成分表示を確認すると確実です。

コスパは容量だけでなく1回あたりの使用量で考える

オキシクリーンと過炭酸ナトリウムの価格を比べるときは、単純な商品価格や1kgあたりの価格だけでは判断しにくい場合があります。

製品によってメーカーが指定する使用量が異なるためです。

コスパを比べるなら、「自分が使いたい用途で、1回あたりいくらかかるか」を見ると比較しやすくなります。

価格や容量は販売店や時期によって変わるため、購入時点の価格と、それぞれの製品に記載された使用量から判断しましょう。

出典:
オキシクリーン|オキシクリーン公式サイト
オキシクリーン EX|オキシクリーン公式サイト
酸素系漂白剤 750g|シャボン玉石けん

オキシクリーンや過炭酸ナトリウムを混ぜるときの注意点

オキシクリーンや過炭酸ナトリウムを使うときは、他の洗剤や漂白剤と自己判断で混ぜないことが重要です。

酸素系漂白剤だから何と組み合わせてもよいわけではありません。

他の洗浄剤と自己判断で混ぜない

通常版オキシクリーンでは、洗濯洗剤との併用方法が案内されている一方、他の家庭用洗剤などについては混合しないよう注意事項があります。

そのため、「別の洗剤も加えれば、さらに汚れが落ちるのでは?」と考えて、複数の洗浄剤を自己判断で混ぜるのは避けましょう。

オキシクリーン以外の過炭酸ナトリウム製品を使う場合も、その商品の使用上の注意に従うのが基本です。

塩素系漂白剤などとは混ぜない

通常版オキシクリーンでは、アンモニアを含む製品、還元系漂白剤、塩素系漂白剤などと混ぜないよう案内されています。

「漂白剤同士だから一緒に使える」と判断せず、メーカーが認めていない組み合わせは自己判断で混ぜないようにしてください。

過炭酸ナトリウムを含む別の酸素系漂白剤についても、使用する商品の表示を確認しましょう。

使えない素材や溶液の扱いにも注意する

通常版オキシクリーンは、すべての素材に使えるわけではありません。

ウールやシルクなどの水洗いできない繊維製品、革、大理石、金属を含むものなど、使用できないものがあるため、実際の商品表示を確認してください。

使用できるか分からない場合は、素材側の取扱説明書も確認し、必要に応じて目立たない場所で試しましょう。

また、オキシクリーンを水に溶かした液を密閉容器に入れて作り置きするのも避けてください。

メーカーは、密閉した容器で混ぜたり放置したりすると、容器が膨張して破裂するおそれがあると案内しています。

出典:オキシクリーン|オキシクリーン公式サイト

洗濯槽に使うなら洗濯機メーカーの説明を確認する

オキシクリーンや過炭酸ナトリウムを洗濯槽の掃除に使いたい場合は、洗浄剤側の使い方だけでなく、自分が使っている洗濯機の取扱説明書も確認してください。

オキシクリーン公式では洗濯槽への使用方法が紹介されていますが、洗濯機メーカーによっては酸素系漂白剤を槽洗浄に使用しないよう案内している場合があります。

そのため、「オキシクリーンが洗濯槽に使える=すべての洗濯機で使える」とは判断できません。

オキシクリーン公式には洗濯槽への使用方法がある

オキシクリーン公式では、通常版を使った洗濯槽の掃除方法が紹介され、縦型洗濯機とドラム式洗濯機それぞれの手順が掲載されています。

同じページでは、使用前に洗濯機の取扱説明書を確認するよう注意書きもあります。

また、洗濯槽専用の商品「オキシクリーン洗濯槽クリーナー」については、縦型・ドラム式の両方に使用できると案内されています。

つまり、オキシクリーンという製品側では洗濯槽への使用が想定されています。

ただし、ここで別に確認する必要があるのが洗濯機側の指定です。

酸素系漂白剤を使わないよう指定する洗濯機もある

洗濯機メーカーの案内を見ると、槽洗浄に使用できる洗浄剤はメーカーや機種によって異なります。

Panasonicでは、槽洗浄に酸素系漂白剤を使わないよう案内しており、泡立ちが多すぎることで途中排水されたり、タテ型では泡があふれたり残ったりする場合があると説明しています。

日立のドラム式洗濯機向けFAQでも、酸素系漂白剤は多量の泡によって故障や水漏れの原因になるとして「使用できないもの」に挙げられています。

また、シャープの一部機種の取扱説明書でも、槽洗浄には塩素系クリーナーを使用し、酸素系は多量に泡が発生して故障の原因になるとして使用しないよう記載されています。

このように、洗浄剤メーカーでは使用方法が紹介されていても、洗濯機メーカー側では使用を認めていない場合があります。

縦型・ドラム式だけで判断せず機種ごとの説明を優先する

洗濯槽にオキシクリーンや過炭酸ナトリウムを使えるかどうかは、「縦型だから使える」「ドラム式だから使えない」といった区分だけでは判断しない方が安全です。

実際に使用する場合は洗濯機の型番を確認し、その機種の取扱説明書やメーカー公式FAQで次の点を確認しましょう。

  • 槽洗浄に使える洗浄剤
  • 酸素系漂白剤を使用できるか
  • 指定されている洗濯槽クリーナー
  • 槽洗浄コースの使用方法

洗濯槽の掃除では、一般的な「オキシ漬け」の方法をそのまま実行するのではなく、洗濯機メーカー・機種の説明を最優先するのが適切です。

出典:
洗濯槽お掃除での使い方|オキシクリーン公式サイト
オキシクリーン洗濯槽クリーナー|オキシクリーン公式サイト
漂白剤を使った槽洗浄の使い方(黒カビ予防)|Panasonic
洗濯槽のお掃除(槽洗浄コース)について知りたいです。(ドラム式)|日立
ES-PW11K 取扱説明書(PDF)|シャープ

オキシクリーンと酸素系漂白剤の違いは?

オキシクリーンと酸素系漂白剤は、まったく別のものではありません。

分かりやすく整理すると、酸素系漂白剤は漂白剤の種類を表す言葉で、オキシクリーンは酸素系漂白剤の商品を展開しているブランドです。

一方、過炭酸ナトリウムは粉末タイプの酸素系漂白剤などに使われる成分です。

つまり、3つの関係は次のように整理できます。

  • 酸素系漂白剤:漂白剤の種類
  • オキシクリーン:ブランド・商品
  • 過炭酸ナトリウム:酸素系漂白剤などに使われる成分

オキシクリーンは酸素系漂白剤の商品・ブランド

日本公式の通常版オキシクリーンは、酸素系漂白剤として販売されています。

そのため、「オキシクリーンと酸素系漂白剤のどちらを選ぶか」というより、酸素系漂白剤という大きなくくりの中に、オキシクリーンという選択肢があると考えるのが適切です。

オキシクリーン以外にも酸素系漂白剤は販売されているため、「酸素系漂白剤=オキシクリーン」という意味ではありません。

過炭酸ナトリウムは粉末酸素系漂白剤で使われる成分

過炭酸ナトリウムは、酸素系漂白剤で使われる代表的な成分の一つです。

通常版オキシクリーンにも過炭酸ナトリウムが含まれています。また、過炭酸ナトリウムのみを成分とする酸素系漂白剤もあります。

そのため、「過炭酸ナトリウム」と「酸素系漂白剤」も完全な同義語ではありません。

過炭酸ナトリウムは成分名、酸素系漂白剤は漂白剤の種類を表す言葉だからです。

酸素系漂白剤がすべて過炭酸ナトリウムとは限らない

酸素系漂白剤に使われる成分は、過炭酸ナトリウムだけではありません。

花王は酸素系漂白剤の成分として、過酸化水素や過炭酸ナトリウムを挙げています。

実際にオキシクリーンの商品にも、通常版の粉末タイプとは別に、過酸化水素と界面活性剤を成分とする液体タイプの「オキシクリーン パワーリキッド」があります。

商品を選ぶときは、次の点まで確認するとそれぞれの違いを判断しやすくなります。

  • 粉末か液体か
  • どの成分が使われているか
  • 界面活性剤などが配合されているか
  • 何に使用できるか

出典:
漂白剤の塩素系と酸素系の違いは何?|花王
オキシクリーン パワーリキッド|オキシクリーン公式サイト

まとめ

オキシクリーンと過炭酸ナトリウムは、似た用途に使われますが完全に同じものではありません。

過炭酸ナトリウムは成分で、オキシクリーンは酸素系漂白剤の商品・ブランドです。

日本公式の通常版オキシクリーンには、過炭酸ナトリウムに加えて炭酸ナトリウムも配合されています。

用途が重なる場合は過炭酸ナトリウムを代用候補にできますが、成分構成が違うため、オキシクリーンと同じ使用量へ単純に置き換えないようにしましょう。

選ぶときは、以下の考え方が一つの目安になります。

  • メーカーが示す用途や使用量に沿って使いたいならオキシクリーン
  • 成分のシンプルさを重視するなら過炭酸ナトリウム単体

ただし、使用できる素材や他の洗剤との併用可否は製品ごとに異なります。

特に洗濯槽へ使う場合は、オキシクリーン側の使用方法だけで判断せず、自分の洗濯機メーカー・機種の取扱説明書を最優先して確認してください。

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