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ピッコマ『リターン~ある外科医の逆襲~』8話、9話感想・ネタバレ:超高校生級の医者のごとく

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目次

『リターン~ある外科医の逆襲~』8話、9話の見どころ・ネタバレ

1.検査結果を確認しにいく徹

徹の父親の健康診断の結果は「胃に軽い炎症があるだけ」で他に何も問題はないという結果であった。健康診断の結果に納得がいかない徹は、その不安を打ち消すために自分自身で検査結果を確認しに行く。

検査を受けた病院で門前払いを受けそうになるが、徹の熱意でなんとか押し切る。徹は検査をした医師と会話をし、胃の写真を見せて欲しいという。めんどくさがる医師はそれを拒否しようとするが、徹は医療法を盾に検査結果を見れる権利があると言って、強引に写真を見る。

その結果、父親の胃には小さいながらも胃がんがあることがわかる。徹はこの病院には任せてられないとして、検査データをもらい、他の病院で再度、診断を受けようとするのであった。

せっかく、前世の記憶を頼りに悲劇を回避しようとしたのに、医者の見落としで予定が狂いそうになる。しかし、徹の医者としての知識がここで生きてくる。徹の医者のしての知識と、父が胃がんだったという知識を合わせて、見つけづらい初期の胃がんを発見する。

今回は、前世の記憶と医者としての知識、どちらが欠けていてもダメな事象であった。ある意味、前世が医者で良かったと思えるシーンであろう。

2.胃がん治療の権威・古賀傑に診てもらう

徹とその両親は胃がん治療の権威・古賀傑(こが すぐる)に診てもらうために東成大学病院に赴く。徹は前世で古賀教授と面識があるらしく、少し緊張をする。

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©Kakao piccoma Corp.:胃がん治療の権威・古賀傑教授

古賀教授が徹の父親の胃の写真を見ると、ひと目で胃がんだと確信する。早期発見だったこともあり、今から治療すれば高確率で完治することができるという古賀教授。

しかし、手術の方法はがんのある場所もあってか、胃を全部取り除くという手法だという。徹は、ここで古賀教授に対して、別の手術手段を提案するのであった。

徹の行動が徐々に高校生の範疇を超えた感じになりつつある。胃がん治療の権威に別の手術手段を提案する高校1年生というのは、かなり異常と思われる。しかし、実際、正しい提案をしているだろうから、提案を受け入れるしかない可能性はある。

しかし、父親の人生もかかっているので、ここで最善の提案をしないのは徹としても、無い選択肢だろう。

『リターン~ある外科医の逆襲~』8話、9話の感想・考察

父親のためとは言え、前世の医者としての知識をふんだんに使っていく徹。さすがに怪しまれるというか、超絶天才と思われても仕方のない立ち回りをしている。

しかし、仮にも胃がん治療の権威よりもより良い選択肢を徹が思いついたのは、30年後の世界の医者だから、今の古賀教授よりも知識が豊富だったと見るべきだろうか?

前回の記事↓
》『リターン~ある外科医の逆襲~』6話、7話感想・ネタバレ:未来が少しずつ変わり始める

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