『リターン~ある外科医の逆襲~』104話、105話の見どころ・ネタバレ
1.マリーを救う五十嵐徹
五十嵐徹の手術シーンは、ライブ中継で配信され、セントジョゼフ病院の医者が多数、目にすることとなる。
徹の技術は、目にした医者たち全員が驚く実力で、一気に徹への評価が変わるのであった。
なんとか、マリーの一命をとりとめた徹は、マリーの部下たちから感謝されるのであった。
とうとう、徹の「手術の実力」も証明することができ、今まで見学だった手術も、デイビッド教授から認められたことで、実践の場に出させてもらえるようだ。
徹としてもキャリアハイの手術だったらしく、満足度があるようだ。今回の手術で、またたく間に名が売れてニューヨークの新聞に取り上げられる。日本のときと同様に、評価の高さは病院内だけに留まらず、世間にまでとどろき始めるのであった。
2.春馬と明日香、徹と美穂
徹の活躍は、日本にまで轟いており、大日病院に務める二階堂春馬の耳にまで入っていた(春馬は相変わらずゲッソリしており、いまだに悪夢を見ていることがわかる)。
春馬と明日香は夜にデートをするのだが、春馬の見ていた新聞から、春馬と徹が中学生時代からの知り合いだと気づくのであった。
一方、徹は休みで暇を持て余していたのだが、そこにわざわざ日本から会いに来た二階堂美穂が現れるのであった。サプライズも兼ねて来たらしいのだが、本当はマフィアの手術を請け負っていたのを知って心配して来たらしい。
©Kakao piccoma Corp.:徹に会うためにわざわざアメリカまで来た美穂
徹は、アメリカでの生活は順調で順風満帆という感じに対して、春馬は徹の活躍を目にして、自分とは比較にならないという風に諦め気味である。春馬としては、もはや徹とやり合ったり、比較する気力もなくなっている。
『リターン~ある外科医の逆襲~』104話、105話の感想・考察
徹は、研究そして手術の能力、両方で評価され、やっと徹のフルスペックを皆に見てもらえた形となった。
マリーという人脈もできたので、今後、何かしら関わりがありそうだ。
逆に、徹と距離を取れたはずの春馬だったが、結局、徹の噂は大日病院まで轟いてきているため、徹のことを意識しないのは無理な日常を送っていた(しかも、明日香は徹のことが元々好きであったことも発覚する)。
さすがの春馬もアメリカの徹に対して、何か嫌がらせをすることは不可能なので、直接対決があるとしたら、徹が日本に帰ってきたときだろう。