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ピッコマ『リターン~ある外科医の逆襲~』113、114話感想・ネタバレ:奇跡を起こす徹

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目次

『リターン~ある外科医の逆襲~』113、114話の見どころ・ネタバレ

1.執刀することになる徹

ニューヨークの街は豪雪によって交通機関が完全に麻痺してしまう。患者の二階堂宗重は容体が悪化しており、時間を待つこともできない。

もう、セントジョゼフ病院でしか手術ができない状態になり、宗成は執刀医の五十嵐徹の評判を聞いて回る。大日病院の教授たちは口を揃えて「彼は最高の医者だ」と評価した。例外だったのは大日病院理事長の二階堂宗利のみである。

宗利が徹を酷評したことから、逆に徹への信頼が増した宗成は奇跡を信じて、徹に手術をしてもらうよう頼むのであった。

なし崩し的に徹に手術してもらうことになるわけだが、その評価は「最高」であり信頼するに値するものとなる。ここらへんの後押しは、長年、徹が築き上げてきた信頼のなせる技だろう。

2.手術を終えた徹

実際に手術が始まる。肝移植手術は移植臓器を渡す側と渡される側が存在するので、執刀医も二人必要になってくる。徹とコンビを組むのはデイビッド教授で、二人はかなり息が合っている。

最善を尽くすことを誓った徹は、周りの医者たちにもその気持ちを伝えて手術を行う。

肝臓を提供した二階堂宗成が目を覚ますと二階堂宗重の手術はまだ続いていた。予定の手術時間を超えて14時間手術していることを心配した宗成は手術後の身体を押して、宗重の手術室前で無事を祈る。

そこに、手術を終えた徹が現れて「手術は成功した」ことを宗成に伝えるのであった。

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©Kakao piccoma Corp.:手術が無事成功したことを伝える徹

世界でも最高峰の病院や医者がさじを投げた患者だったが、五十嵐徹はその手術を成功してみせる。徹がアメリカに出る前に誓ったように、彼は「世界最高の医者」になっているのかもしれない。

『リターン~ある外科医の逆襲~』113、114話の感想・考察

無事手術を成功させたことで、徹の評価は更に上がりそうである。しかも、日本財界でもトップと言っていい大日グループの会長に恩を売れたのはかなり大きい。

もはや、二階堂宗利でも手が出せない存在になったかもしれない。となると、あとは相手は春馬だけとなり、彼の罪をどうやって暴くのかが焦点になってきそうだ。

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