『リターン~ある外科医の逆襲~』12話、13話の見どころ・ネタバレ
1.ゲーム対決でも勝利する
学校の帰りにゲーム対決をすることになった五十嵐徹と二階堂春馬。春馬の中で得意なゲームかつ、ずっと勉強している徹に負けるはずがないという予想で戦いを挑んできたと思われる。
しかし、そのゲームは前世で徹がやり込んでいたゲームであり、徹は春馬たちに圧勝していしまう。何かの間違えだと思い、2度3度と戦いを挑んでくる春馬たちだったが、徹は全てに勝利する。
ゲームでも勝てなかった春馬は次に酒飲みの対決を徹に挑む。転生してから1滴も酒を飲んでいなかった徹は、これ幸いと喜んで戦いを受けるのであった。
©Kakao piccoma Corp.:徹を挑発して酒飲み対決をさせようとする春馬
人生2周目のアドバンテージを使って、勉強、喧嘩、そしてゲームでさえも勝っていく徹。春馬の中で何かしらプライドがあり、1つでも勝利したいという気持ちがあるから、戦いを挑んできていると思われる。
しかし、徹も相手に華を持たせようという思いは一切なく、ことごとく勝利していく。
2.酒飲み対決は負ける
転生以来、初めて酒を飲めるということで喜んで酒飲み対決を受けた徹だったが、その後の記憶はほとんどなく、春馬に負けたという記憶だけが残っていた。
徹が目を覚ますと春馬の家にいた、どうやら春馬が運んできてくれたらしい。春馬との会話で、春馬が一人暮らしをしていること、そして家族と上手くいっていないことを知る。
その後、テスト後のゲームと酒対決は恒例となり、それとともに時間は一気に過ぎ高校3年生の冬を迎えるのであった。
春馬はやはり1つでも徹に勝ちたいという思いがあったらしく、酒飲み対決で勝ったあとは、春馬はスッキリした表情をしていた。
徹は春馬と語ることで、なぜグレてしまったのか知ることとなった。家柄がよく、金があり、勉強もできる春馬だったが、家庭環境が良くないという負の面も存在していた。
『リターン~ある外科医の逆襲~』12話、13話の感想・考察
ゲームや酒飲み対決で春馬とコミュニケーションを取るようになって、少しずつだが徹は打ち解け合う。実際に、春馬の家庭の事情を知ることができ、今の春馬の性格がどうして形成されたのか察しがついた。
その後も徹と春馬は定期的に対決を行い、少なくとも周りからは親友なのではないか?と思われるぐらい仲が進展していた。これも徹が人生2周目で実力をつけたからこその、変化だと言えるだろう。