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ピッコマ『リターン~ある外科医の逆襲~』37話、38話感想・ネタバレ:二階堂智章の死

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『リターン~ある外科医の逆襲~』37話、38話の見どころ・ネタバレ

1.結局、出しゃばってしまう徹

チーフとふたりで救急当直として手術を始める。最初は切開しなくても問題なく手術できると思っていたが、胆のうの炎症が深刻で、このままではマズイと五十嵐徹は判断する。

だが、チーフはそのまま手術を続けた結果、出血がひどくなり患者が危険な状態にさらされる。チーフの対処ではダメだと感じた徹は自ら手術を実行してなんとか患者の一命を取り留める。

チーフは徹の手術技術に感心し、罰として与えた救急当直はもうしなくていいと言うのであった。

形成外科を志望する徹にとって、外科として技術を披露するわけにはいかないとして、出しゃばらないように心がける。

しかし、結局、患者の命を優先するために、外科としての技術力の高さを披露してしまうこととなる。毎度、出しゃばらないようにするのだが、最終的には大学生離れした実力を示して、驚かれるというのが続いている。

2.二階堂智章が亡くなる

夜中に美穂から徹に電話があり、兄の二階堂智章が亡くなったという話を聞かされる。

死因は自殺とされ、カルシウムを自分で大量に注入し、その結果、心臓麻痺で亡くなったとのこと。智章が亡くなったことで、二階堂家の跡継ぎで次期大日病院の理事長候補がいなくなってしまったことになる。

智章の自殺を不審に思った父親の二階堂宗利は徹底的に調査するのだが、不審な点は一切なく自殺だと断定されるのであった。

まさかのここで人死が発生する。二階堂家の長男が自殺という、ありえないことが起こる。どう考えても自殺とは考えづらいので、直前に春馬が話していた「カルシウム」の件とも合わせて、殺したのは春馬だと予想がつく。

だが、警察の徹底的な調査でも不審な点が見つからなかった。春馬が警察を出し抜くぐらいの犯罪をやってのけだのか?それとも何かしら不可思議な力を持っているというのであろうか?

『リターン~ある外科医の逆襲~』37話、38話の感想・考察

なるべく、出しゃばらないようにしても患者の命が関わっている以上、徹はどうしても前世の外科医としての技術を使ってしまう。結果的にチーフ以上の手術力があることを証明してしまった。これだけの力がありながら、希望は形成外科というのだから、驚かれて当然だろう。

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©Kakao piccoma Corp.:徹が形成外科を希望していることに驚くチーフ

そして、唐突に訪れた智章の死。殺したのは十中八九、春馬だと思うが証拠がない。医者しか知り得ない殺し方でもしたのか、それとも徹同様に何かしら超常的な現象を味方につけており、その能力で殺したのだろうか?

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