『錆喰いビスコ』4話のあらすじ
伝説のキノコ『錆喰い』を求めてビスコとミロは東北に向かっていた。仲間の大蟹アクタガワと合流するも騎乗訓練では悪戦苦闘するミロだが、その優しさで心を通じ合わせる。
その夜、日光戦弔宮で休もうとしたふたりは忌浜で出会ったクラゲ髪の少女と再会する。
© 2021 瘤久保慎司/KADOKAWA/錆喰いビスコ製作委員会
『錆喰いビスコ』4話の見どころ・ネタバレ
1.大蟹アクタガワと合流するビスコとミロ
目的地である秋田県とは違う方向に移動し続けるビスコに異議を唱えるミロだったが、ビスコの狙いは大蟹のアクタガワとの合流であった。(説明するのもめんどくさいから、とにかく黙ってついてこい!っていうのはまさにビスコの性格であり、キノコ守りが喋りベタで勘違いされやすいっていうシーンである)
© 2021 瘤久保慎司/KADOKAWA/錆喰いビスコ製作委員会:アクタガワと合流するビスコとミロ
ビスコはアクタガワと「兄弟」と言うだけあって、仲がよくちゃんと言うことを聞いてくれる。逆にミロのことは初見&医者嫌いということもあって、アクタガワからは背中にも乗せてもらえないというスタートになる。
それでも、旅を円滑に続けていくためには、アクタガワと仲良くなる必要があるので、ミロは彼なりにアクタガワとコミュニケーションを取り始める。
アクタガワに嫌われ、なかなか言うことを聞いてくれないのだが、ミロが「医者として」アクタガワを接するときだけは、アクタガワがちゃんと言うことを聞くというのが印象的だった。(ビスコもミロには蟹を動かす才能があると言っている)
2.チロルとの出会い
忌浜特務隊を辞めたチロルが、ミロたちと出会うことになる。チロルは前々から特務隊に嫌気が指していたっぽいので、辞めるのは必然と言えただろう。
1度目のチロルとの出会いは、アクタガワを横取りしようとし、そこをビスコに撃退される。2度目は、特務隊の頃に植え付けられた「膨れ蚕(ふくれがいこ)」でチロルが苦しんでいるところを、ミロが助けるという形で再会を果たす。(特務隊を裏切らないように、膨れ蚕を植え付けて、日々それが膨らまないような薬を提供していたらしい)
チロルはもともと「クラゲ商店」という名前で商人をしていたらしい。
ここで、アクタガワと一緒にチロルも仲間になるかと思っていたのだが、案外そうはならずに、別々に行動することになる。あくまでビスコとミロのふたり旅(+ アクタガワ)という構図がメインらしい。
3.寺が動き出す
日光戦弔宮で休んでいる最中、チロルがいらなくなった燃料を寺に捨てた結果、寺と一体化していた動物兵器が目覚めて動き出してしまう。
寺と一体化しているだけあって、かなり巨大な動物兵器であり、しかも放っておくとビスコが目的地としていた「炭鉱(トロッコ線)」が破壊されてしまうということで、なんとか止めようとする。
ビスコがアクタガワに乗っているミロに「動物兵器の眉間を攻撃しろ」と指示を出すあたりに、ミロへの「アクタガワを動かす能力」への信頼がうかがえた。(ネタで才能があると言っているのではなく、本気で言っていたのがわかる)
なんとか、動物兵器を止めることに成功したビスコたちだが、最後の最後で動物兵器の爆撃が炭鉱に直撃して、トロッコ線が破壊されてしまう。
結局、別の方法で秋田県を目指すことを余儀なくされるのであった。でも、歩きより、アクタガワに乗って移動できるのだから、当初の予定よりかは早く秋田県に到着はできるかもしれない。
『錆喰いビスコ』4話の感想・考察
旅の目的は「錆喰い」と手に入れることだが、今回はその期限が提示された。重度のサビツキであるジャビのタイムリミットは「1ヶ月」とミロは見積もっており、その間に錆喰いを手に入れて、忌浜県まで戻ってこないといけない。
往復のことを考えると、最低でも半月で秋田県に到着しないと厳しいだろう。
しかし、旅の途中で「ミロがどうやって戦うのか?」と疑問に思っていたのだが、ビスコは単体で戦い、ミロは「アクタガワに乗って戦う」というのが、今回の話で見えてきた、今後はこの形で戦うのかもしれない。
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