『錆喰いビスコ』5話のあらすじ
東北に向かってカルベロ貝砂海を進んでいくビスコとミロは、その途上で〈テツジンの街〉にたどり着く。
大人のいない、子供だけが暮らす寂れたその町は、凶暴な生物トビフグの脅威に晒されていた。
その頃、ふたりを追うパウーは道中で不思議な夫婦に出会う。
© 2021 瘤久保慎司/KADOKAWA/錆喰いビスコ製作委員会
『錆喰いビスコ』5話の見どころ・ネタバレ
1.パウーがミロたちを追っている?
パウーがバイクに乗って移動している理由は、明言はされていないが、おそらくミロとビスコを追っているのだと予想できる。
路上に仕掛けられていた、マキビシに引っかかり、バイクがパンクしてしまう。そこで、偶然、助けた老夫婦がいるのだが、実は、その老夫婦こそがマキビシを仕掛けて、旅人を襲っていた張本人であった、というオチ。
老夫婦が、団地の人間は「キノコ守りの実験台にされて殺された」という話があったが、あれは事実だったのだろうか?その後、気の狂った老夫婦が旅人を襲って、生活していたと考えるべきか?
ジャビの言うように「良いキノコ守り」もいれば「悪いキノコ守り」もいるということなのだろう。
2.子どもたちに捕まるビスコとミロ
銃を突きつけられたビスコたちは、自分が賞金首だと言ってわざと捕まってみせる。(普通にお腹が減っているので、食べ物が欲しいから捕まったのだろう)
ミロは、そこに住む子どもたちの病気が、サビツキではなく、すぐに治せる別の病気だと見抜く。
黒川知事は、子どもたちがサビツキだと騙して、その薬を買うための代償として、大人たちを特務隊で強制的に働かせているのだとわかる。
サビツキというのは、有名な病気のはずだが、その知識は全然広まっていない世界なのだろう。一部の医者や、キノコ守りぐらいしか正しい対処法を知らないのかもしれない。
3.飛びフグの襲来
テツジンの街に季節外れの飛びフグが襲来する。テツジンの街が、子どもたちばかりになってしまった元凶でもあるので、子どもたちだけでは対処しきれない。
そこに、捕まっていたビスコが脱走して、子どもたちを助ける。ビスコは、キノコの矢で次々と飛びフグを撃墜していく。
© 2021 瘤久保慎司/KADOKAWA/錆喰いビスコ製作委員会:飛びフグを迎撃していくビスコ
着弾した相手に、強制的に巨大なキノコを生やすことができるキノコ守りの攻撃力は絶大である。テツジンの街が苦労していた飛びフグを軽々とビスコは撃退してしまうのであった。
捕まるという形で、テツジンの街に来たビスコとミロであったが、両者の得意な部分がこの街を救ったと言えるだろう。
『錆喰いビスコ』5話の感想・考察
パウーのことが今回、描かれて、おそらくミロを追っていると予想できる。
ジャビについても、最後に登場して元気であることはわかったのだが、黒川知事に見つかってしまい、おそらく捕らわれてしまうのだろう。
作中登場した「カルベロ貝砂海」は、福島県あたりを想像すればいいのだろうか?秋田県まではまだまだ距離がありそうだ。
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