『錆喰いビスコ』8話のあらすじ
黒革の放った銃弾によって重傷を負ったビスコ。
捕らえられたパウーとジャビを助け出すため、ビスコを残して敵地に乗り込むミロだったが、そこには黒革が周到な罠を張って待ち構えていた。そして黒革はミロに、自身の野望とキノコ守り迫害の秘密を語り始める。
© 2021 瘤久保慎司/KADOKAWA/錆喰いビスコ製作委員会
『錆喰いビスコ』8話の見どころ・ネタバレ
1.黒革知事の過去
ミロは、ジャミとパウーを助けるために単身、霜吹駐屯地に乗り込む。
© 2021 瘤久保慎司/KADOKAWA/錆喰いビスコ製作委員会:パウーとジャビ救出のために単身で乗り込むミロ
ミロは、ジャミとパウーを解放してもらうかわりに、錆喰いの秘密について話す。だが、それはミロの罠でシビレダケを使い、黒革とその部下たちの自由を奪って、パウーたちを解放するように脅すのであった。
しかし、黒革はシビレダケの中和剤を持っており、隙をついて糸繰り茸でミロを支配下に置くのであった。実は、黒革は元々、キノコ守りでありその知識で、中和剤や糸繰り茸を高度に操る技術を持っていたようだ。
ここで明かされる黒革知事の過去。実は、黒革は元々、キノコ守りであったようだ。しかし、彼の生み出した技術は下法とされて、キノコ守りたちから追放されたのかもしれない。
部下たちを自在に動かしていたのも、キノコ守りとしての知識があったからできた芸当だとわかる。
2.ビスコの助け
黒革の糸繰り茸のせいで、自由を奪われたミロ、絶体絶命かと思われたがそこに重症であったビスコが助けに入る。
キノコ守りとしての黒革など眼中にないというビスコの態度に、黒革は「キノコ守りが錆を広めている」という噂を流しているのは自分で、サビツキのアンプルを売ってボロ儲けをしているとビスコのことを挑発する。
黒革を攻撃してダメージを負わせたビスコだったが、糸繰り茸によって操られていたミロの錆矢によって両足を撃たれ、ビスコは身動きがとれなくなってしまうのであった。
黒革は、自分が編み出したキノコ守りの技術を、下法だと言われたことを恨んでいたらしく、自分が知事になってからは、キノコ守りを迫害するような噂を流していたようだ。
キノコ守りを恨んでいる連中(パウーなど)は、見事に黒革知事に利用されていたことになる。
3.ジャビの援護
黒革の糸繰り茸によって、追い詰められたミロとビスコであったが、ふたりの阿吽の呼吸によって、黒革を撃退する。
そこに、ジャビからの援護もあり黒革を無力化して、霜吹駐屯地から逃げるのであった。
パウーはすでにジャビの助けによって逃げており、残るは3人だけとなる。黒革の部下たちが追撃を、ジャビがしんがりとして受け持つのであった。
せっかく、逃げることに成功したミロたちなのだが、結局、残ったジャビが再び黒革たちに拘束されしまい、元の木阿弥感がある。
しかも、ミロが錆矢を複数受けてしまい絶体絶命の状況になってしまっている。ここから逆転するルートは「錆喰いの実用化」とかになるのだろうか?
『錆喰いビスコ』8話の感想・考察
今回、黒革の過去が明かされたことで、なぜ、キノコ守りが迫害されるようになったかの真相が明かされる。
黒革は「錆喰い」を押さえることによって、サビツキアンプルによる儲けのシステムを維持しつつ、中央政府並みに忌浜県の力を向上させようというのが狙いであった。
今回の戦いで、パウーとジャビだけではなく、ミロとビスコも体を錆によって侵食されてしまっているので、早急な「錆喰いの実用化」が待たれる。錆喰いの効果の出し方はわかっているが、どうやって錆を除去するかまではわかっていない。キノコを食べればいいのだろうか?
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