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アニメ『錆喰いビスコ』9話感想・ネタバレ:錆び風がいまだに起こる理由

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『錆喰いビスコ』9話のあらすじ

黒革の罠により窮地に立たされるミロ。

再び捕らえたジャビに黒革は、日本を覆った〈錆び風〉の元凶とされる防衛兵器〈テツジン〉を使った、恐ろしい計画の一端を見せつける。

誰もが黒革を止められないと絶望したその時、ある人物が黒革の前に現れる……。

© 2021 瘤久保慎司/KADOKAWA/錆喰いビスコ製作委員会

『錆喰いビスコ』9話の見どころ・ネタバレ

1.錆び風の元凶

キノコ守りが作ったサビツキアンプルのおかげで、サビツキ患者の数は減っていっているという黒革。実際、テツジンの事故から時間が経ち、錆び風は徐々になくなって来ているという。

しかし、それではサビツキアンプルが売れないので、「テツジンを使って人為的に錆び風を起こし」サビツキ患者を増やしてサビツキアンプルを売りさばいていた。

いつ、どこにでも「錆び風を起こす砲弾」を撃ち込むことができる黒革は、それでジャビを脅して、言うことを聞かせようとするのであった。

すでに、錆び風の被害は収まりつつあり、本来ならばもっと平和な世界作れていたことがわかる。しかし、これは黒革だけの単独犯という感じはせず、中央政府も承知の上でやっている可能性がある。

だとすれば、黒革を倒してもまだ戦いは終わらないと予想できる。

2.ジャビを助けに来たビスコ

ミロを置いて、ひとりでジャビを助けに来たビスコ。救ったジャビにガネーシャ砲破壊を任せて、ビスコは黒革を倒しに向かう。

ビスコから逃げる黒革は、次々と部下やキノコで強化した兵器を向かわせてビスコの足止めをする。

足止めをすべて撃破して黒革に攻撃するビスコだが、すんでのところでビスコの体が錆に侵され体が砕け始める。立場が逆転し、黒革がビスコにトドメを刺そうとしたところにミロが助けに入るのであった。

ビスコの体はほとんどが錆に侵されており、動けているのが奇跡という感じであった。体が砕け始めてもなお、黒革を追い詰める姿に、さすがの黒革も恐怖を感じずにはいられない様子だった。

最後はアンプルのおかげもあってか、復活したミロが弓でビスコを助けるというのも良いシーンだった。

3.ビスコにトドメを刺すミロ

黒革を殺すことに成功したビスコであったが、体は満身創痍かつ、マグマの熱によって体が燃え始める。

ビスコはこのまま燃え死ぬぐらいならと、ミロにトドメを刺してもらうことを願う。

ミロはビスコの願い通り、弓矢でビスコの心臓を貫き、トドメを刺すのであった。

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© 2021 瘤久保慎司/KADOKAWA/錆喰いビスコ製作委員会:ビスコにトドメを刺し、涙するミロ

ここのシーンは美しい友情が描かれる一方で「さすがにビスコがここで死なないよね?」という考えもよぎる。でも、溶岩に飲まれて生きてるとかあるのだろうか?

前回の記事↓
》『錆喰いビスコ』8話感想・ネタバレ:黒革の正体

『錆喰いビスコ』9話の感想・考察

前回、黒革が元々、キノコ守りだったというのも衝撃だったが、今回の「実は錆び風は収まりつつあり、今ある錆び風はアンプルを売るために人為的に起こされていた」というのも衝撃であった。

本来、元の生活に徐々に戻れるはずの環境になっているのに、今いる権力者達が支配構造を変えないためにこの環境をずっと維持しようとしているのだろう。

そう考えると、黒革も中央政府の手先でしかなく、根本的な問題を解決するには中央政府を相手取らないといけないのかもしれない。

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