『錆喰いビスコ』10話のあらすじ
黒革と刺し違え、ビスコは〈テツジン〉の炉へと散った。
暴走する炉、崩壊を始めるドームから間一髪で脱出したミロたちだったが、ビスコを喪った悲しみに暮れる暇もなく次なる試練が襲い掛かる。
ビスコ亡き今、ミロは残された自分には何が出来るかを自問する。
© 2021 瘤久保慎司/KADOKAWA/錆喰いビスコ製作委員会
『錆喰いビスコ』10話の見どころ・ネタバレ
1.ガネーシャ砲の破壊
パウーの怪力でなんとかガネーシャ砲の発射を止めることに成功する。
黒革が死んだということで、部下たちは逃げまどい、錆をばら撒く施設も崩壊してしまう。
施設から無事脱出したミロが、ビスコは死んだが心のなかで生きているということをジャビに伝えるのであった。
© 2021 瘤久保慎司/KADOKAWA/錆喰いビスコ製作委員会:ビスコと共に生きていくことを決意したミロ
錆をばら撒く黒幕の黒革を殺し、その施設破壊にも成功したミロたちであったが、ビスコの死という大きな代償を支払うこととなった。
政府軍もこの展開を予期していたのか、すぐに救助活動を始める。
2.テツジンの復活
救助活動をしているところに、謎の巨大な腕が出現する。その正体は、過去の遺物であるテツジンであった。
テツジンは復活直後に、子泣き幽谷に砲弾を打ち込み、錆喰いの元となる筒蛇を皆殺しにしてしまう。
テツジンは救助活動をしている人間を錆によって攻撃し、その後、南へ向かって(忌浜県)移動を始めるのであった。
テツジンが元々、どういう兵器かは知らないが、今回のテツジンの動きには意志が感じられる。そのことからミロもテツジンのことを「黒革」と呼んでいた(子泣き幽谷を破滅させ、忌浜に帰るというのはまさに黒革がしそうなこと)。
死んだはずの黒革の意識と、テツジンがリンクしたということだろうか?テツジンを動かすには、人間の生贄が必要だったとか考えられそうである。
3.テツジンを止めるために戦うミロたち
テツジンが錆をばらまき続けて、このままでは昔の世界に戻ってしまうということでミロたちはそれを止めるために行動する。
政府軍は現代兵器でテツジンに対抗しようとするが、まったく歯が立たず返り討ちにあってしまう。
そこにミロが現れて、キノコ守りの力を使って、まるでビスコのように振る舞い、戦うことでテツジンを破壊しようとするのであった。
ミロは「心のなかにビスコが生きている」という言葉通り、ビスコのような言葉づかいをする。今までのビスコの教えもあって、ミロは一人前のキノコ守りとして動けるようになっていた。
ミロの声優さんもかなり声質をビスコに寄せていて、まるでビスコがしゃべっているかのような感じになっていた。
『錆喰いビスコ』10話の感想・考察
一難去ってまた一難で、日本を再び滅ぼしかねない「テツジンの復活」という最悪のことが起こってしまう。
テツジンの意識の中に、薄っすらとだが黒革の意識もあるらしく、少なからず意志を持って行動している。ミロもそのことを感じ取り、相手を「黒革」だと思って戦っているようだ。
ビスコ亡き今、ミロがビスコの代わりとなってテツジンを止める必要がある。しかし、キノコの矢もテツジンに致命傷を与えることは出来ない様子なので、どうやって倒すのか想像がつかない。
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