『錆喰いビスコ』最終回12話のあらすじ
忌浜を目指して進む〈テツジン〉。侵攻を阻むべく、ミロはボロボロになりながら幾度も猛攻を受け止める。しかしついにミロが力尽きようとしたその時、テツジンの中からビスコが復活する。ビスコとミロのふたりが揃い、ついにテツジンとの最終決戦が始まる!
© 2021 瘤久保慎司/KADOKAWA/錆喰いビスコ製作委員会
『錆喰いビスコ』最終回12話の見どころ・ネタバレ
1.復活したビスコ
理屈まではわからないが、ビスコが錆喰いの能力を手に入れた状態で復活する。その力は絶大で、テツジンの体を真っ二つに出来るほどである(打つ矢がすべて錆喰いの矢になってしまう不便さはある)。
ビスコとミロが力を合わせて、テツジンにトドメを刺そうとするが、そこにチロルが現れてやめさせようとする。チロルはテツジンが自爆しようとしており、刺激を与えると過去に東京を吹き飛ばしたような悲劇が起きると言う。
テツジンの操縦者の脳から自爆の命令がなされているので、操縦者の脳を撃ち抜けばテツジンの自爆を止めることができるとチロルは提案するのであった。
どういう理由かまではわからないが、溶岩に落ちた黒革とビスコは別々の方法でしぶとく生き残り、再び戦うこととなる。
チロルの話では、やはりテツジンには操縦者が必要だったようで、今回、そのテツジンに黒革が乗り込んだことにより動き出したのだとわかる。
2.みんなでテツジンの自爆停止に挑む
チロルの情報から、テツジンの自爆を止めるためにはテツジンの頭にいる操縦者の脳を破壊する必要があるとわかる。
しかし、テツジンは鉄の仮面をかぶっており、操縦者の正確な位置がわからない。そこで、テツジンの仮面を割る役としてパウーが名乗り出る。
役目をまっとうしたパウーのあとを受けて、ビスコが黒革の脳を狙い撃とうとするが目潰しにあい照準が合わない。そこにミロのフォローが入り、見事に黒革の頭を撃ち抜き、テツジンの自爆を止めることに成功するのであった。
ここにきて、パウーの棍棒が役に立つ時がくるのは熱かった。テツジンに自爆しないぐらいのダメージを与えて、テツジンの仮面を割れるのはパウーだけだっただろう。
ミロもキノコ守りとしての実力が上達しており、目潰しを食らったビスコをフォローできるぐらいになっていた。
3.ビスコたちのその後
テツジンを見事に機能停止させたビスコたちは、その後、大量に入手した錆喰いを使って忌浜県の人たちを助ける。
黒革知事がいなくなったあとは、新知事としてパウーが就任した。
ビスコとミロのふたりは、政府に逆らい錆喰いを使って大量に人を治療したことから、お尋ね者となる。ビスコの体が錆喰いの胞子を発生させ、不老な存在になったことから、ふたりはこの体を治すためのたびに出るというところで、このアニメは終わりを迎えるのであった。
© 2021 瘤久保慎司/KADOKAWA/錆喰いビスコ製作委員会:世界を救ったふたりは新しい目標を掲げて旅をする
最後はタイトル通り「ビスコ自身が錆喰いになる」という終わりを迎えた。この世界の問題であった、錆び風の原因のテツジンを破壊し、流行病であったサビツキも治したことで、ふたりは英雄になったと言えるだろう。
ここで二人の話は終わりとはならず、「ビスコの体を元に戻す」という新しい目標が現れた。原作もまだ続いているので、先が気になるという人は原作を見るとよいだろう(もしくは、続編のアニメを期待する)。
『錆喰いビスコ』最終回12話の感想・考察
綺麗に話が完結しつつも、次の目標が提示されるという最終回であった。
まさか、主人公のビスコが死んだとは思っていなかったが、錆喰い自身となって復活するというのは予想を超えた展開である。
ミロが元々のビスコのポジションになりキノコ守り&医者として戦い、ビスコ自身は錆喰いの力を手に入れてより強力な存在になったという感じだ。
より強力なったふたりのコンビが今後も旅を続けていくというのは、興味を引く終わり方となった。
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