ストリートファイター6(スト6)をプレイしていると、「マスターランクにどれくらいの人がいるのか?」という疑問を持つ方は多いはずです。
この記事では、スト6におけるマスターの割合や到達条件、さらにマスター内の上位層の分布まで、最新データをもとに詳しく解説していきます。
マスター帯はスト6における上級者の証ですが、その中でもさらに上位のプレイヤーはごくわずかに限られています。また、一度マスターに到達しても降格はあるのかどうかといった仕組みについても、知っておきたいポイントのひとつです。
本記事では、現在のマスター割合や到達までの流れなどを紹介しています。
- スト6におけるマスターの割合と人口の目安がわかる
- マスターランクの到達条件と仕組みを理解できる
- MRによる上位層の分布と称号の違いが見える
- マスターからの降格があるかどうかを確認できる
スト6のマスター割合と人口分布
- スト6のマスター割合と人口分布
- マスターのポイントと到達条件
- マスターレート分布で見る上位層の割合
- マスターからの降格はあるのか?
スト6のマスター割合と人口分布

ストリートファイター6(以下、スト6)のランクマッチにおいて、どのくらいのプレイヤーがマスター帯に到達しているのかは、気になるところです。
特に自分がどの位置にいるかを把握するためにも、全体の人口とマスター人口の比率を理解しておくことは役立ちます。
これから使うデータは「ストリートファイター6公式HPのランクマッチのデータ」を元に集計しています。(2025年7月08日時点集計)
このデータは一人一人の人間ではなく「キャラクターごとに集計されているポイント」なので、アクティブプレイヤー数よりも多くなっています。(一人で複数キャラ使う人は当然いるので)
- ランクマッチに記録されているデータ数は「707万8,658」
- マスターに到達しているキャラクター数は「105万3,406」
- つまり、マスターランクの割合は約上位「14.9%」
このデータは日々変動すると思うので、おそらくマスターランクの割合は「13~15%」ぐらいを推移すると予想できます。
この割合を見ると「他のゲームの最高ランク」よりも比較的割合が多く感じるかもしれません。
しかし、スト6のマスターランクはここから「MR(マスターレート)」と呼ばれるレーティングシステムによっての競い合いが始まります。
マスターの到達条件

スト6でマスターランクに到達するには、まず「リーグポイント(LP)」を貯めてランクを上げていく必要があります。マスター昇格のためには、LPが25,000を超えることが条件です。
ランクマッチにおけるLPは、勝利すると基本的に+50され、敗北時には-40減少します。また、特定の条件を満たすと連勝ボーナスや格上ボーナスが加算されるため、勝ち続けることで一気に昇格することも可能です。
特にプラチナ~ダイヤ帯では、連勝による大幅なボーナスもあるため、上手く活用できれば効率的に進められます。
注意点として、マスターに上がるためには「認定戦後に上がったランク」も影響します。
1キャラでもマスターに到達しているプレイヤーが別キャラでランクマッチを始める場合、認定戦後の初期ランクがダイヤ★1以上からスタートするため、比較的早く再マスターに到達できます。
ただし、ダイヤ★5からマスターへ昇格するタイミングでは、マスター帯のプレイヤーと当たる機会も増えるため、一定の安定感と対戦経験が求められます。勢いだけで到達するのは難しく、継続的な実力が必要になる点には注意が必要です。
マスターレート分布で見る上位層の割合

スト6のマスター帯に到達した後、実力の指標となるのが「マスターレート(MR)」です。
このMRは、チェスやサッカー使うイロレーティング制度に近く、勝敗と対戦相手の強さに応じて数値が上下します。
これにより、マスターランク内での実力が精度高く可視化されます。
MR1500が中央値になっており、このMR1500がマスター帯の平均的なプレイヤーということになる。
マスターの中でもさらに細かく称号が分かれているので、まずはその紹介を先にします。
- MR1600以上:ハイマスター
- MR1700以上:グランドマスター
- MR1800以上:アルティメットマスター
- マスターリーグ上位500:レジェンド
※「アルティメットマスター」と「レジェンド」は別の基準になるので2つとも称号を持っているというプレイヤーもいる。
以下、MR1500以上のプレイヤーの割合を記載します。(マスター全体を100%とした割合です)
(2025年7月08日時点集計)
マスターレート | 割合 | 総数 |
---|---|---|
マスター全体 | - | 51万7,811 |
MR1500以上 | 53.7% | 27万7,975 |
MR1600以上 | 16.8% | 8万6,942 |
MR1700以上 | 7.1% | 3万6,759 |
MR1800以上 | 3.1% | 1万5,821 |
MR1900以上 | 1.1% | 5,518 |
MRの分布を見ると、MR1500前後がマスタープレイヤーのほとんど占めています。ここから上の層になるほど、人口は急激に減少していきます。(つまり、上に行けば行くほど上がっていくのが大変になる)
そのため、一度高いMRに到達しても維持するのは簡単ではありません。プレイの安定性が問われると言えるでしょう。
ただし、MRはイロレーティング方式で計算されているため、実力差がある相手に勝利すると大きく上昇し、格下に負けると大きく下がります。
マスターからの降格はあるのか?

スト6におけるマスターランクは、一度到達するとLPによってランクダウンすることはありません。つまり、マスターになった時点で、そのキャラクターはずっとマスター帯にとどまり続ける仕様になっています。
ただし、マスターになった後は「LP(リーグポイント)」の代わりに「MR(マスターレート)」で実力が評価されるようになります。
このMRは勝敗によって増減し、対戦内容に応じて上下するため、数値が下がれば「実質的な評価が下がる」という状況にはなります。
例えば、MRが初期の1500からスタートして徐々に1400台まで下がってしまった場合、マスターではあるものの、ランキング上では下位層に位置付けられることになります。
このように、MRによってプレイヤーの現在の強さは可視化され続けるため、降格がなくても競争は維持されているといえるでしょう。
スト6におけるマスターの割合:まとめ
- 2025年7月08日時点集計データ
- マスター到達キャラは全体の約14.9%を占める
- データはキャラ単位のため実プレイヤー数より多い
- ランクマッチ登録キャラ数は約707万8,658件である
- MR1500がマスター帯の平均的な実力とされる
- MR1600以上は16.8%でハイマスター扱いとなる
- MR1700以上は7.1%でグランドマスターに該当する
- MR1800以上は3.1%、MR1900以上は1.1%と狭き門となる
- マスターにはLP25,000以上で昇格できる
- プラチナ〜ダイヤ帯では連勝ボーナスが大きい
- 一度マスターになればLPによる降格は発生しない