今回(シキザクラ 8話)のあらすじ
過去、涼の父は涼の母『服部 美鈴』を守るために真蛇と戦い、命を落とした。
父の後を継いだ涼にとって父の仇討ちは悲願である。真蛇に対する怒りを燃やす涼に危うさを感じる美鈴。
そんな中、涼の仇の真蛇が動き出した。真蛇を追っていた紅緒は、真蛇の次の狙いが逢花であると知るのであった…
©シキザクラ製作委員会:シキザクラ 8話
今回(シキザクラ 8話)の見どころ
1.服部涼の5年前の過去回想
服部涼の父親は、5年前に真蛇に殺された。そこで涼は父親からヨロイを受け継ぎ、服部家として戦うことになる。
紅緒の調査により、涼の父親を殺した真蛇が逢花を狙っていることがわかる。仇を取りたい涼は真蛇討伐に向かいたいと言うが、紅緒に否定されて、逢花を守ることを命じられる。
「仇討ちの心では剣が鈍る」という紅緒の見解もわかる。実際、涼は1度暴走して、オニたちの罠にハマって一人だけで大勢のオニと戦うことになった過去がある。
2.真蛇の正体
真蛇の正体は、服部涼の母親であった。
5年ものあいだ、実の息子を騙し続けることができるのだから、真蛇に本気で隠れられると見つけるのは至難の業だとわかる。
涼の父親を殺した真蛇が、父親の一番近くにいた母親になりすましていたというのは、予想外であったが、納得もできる演出であった。
今回(シキザクラ 8話)の感想・考察
各所で見られる赤い石は誰が設置しているのだろうか?あそこからオニが湧いてくるとするなら、あの石は「オニ以外の何者か」が置いていると考えるべきか?
紅緒はオニの気配を察知できるし、幽世を閉じることもできるのは、やはり明神家ゆえか。たまたま逢花の方が才能があったから役割を譲っているが、基本的な巫女としての能力はあるのだろう。
真蛇は服部涼にとって、仇であると同時に、5年間の心の支えであったという複雑な感情を示していたのが、真蛇への最後のセリフとなっていた。仇にまで礼を言う、義理堅くクソ真面目な涼の性格が垣間見えた。
©シキザクラ製作委員会:真蛇を討つ服部涼
真蛇は人間のフリをして、潜むことができる以上、誰が真蛇であってもおかしくないということが、今回でわかった。
最後に新しいオニ(真蛇?)が現れたが、あれは新キャラってことになるのだろうか?
今回のTwitter感想・評判
前回(シキザクラ 7話)の感想・考察記事
