アニメ『シキザクラ』10話感想・考察:ひとりでも変身する翔

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今回(シキザクラ 10話)のあらすじ

右近は春子を同類と見込んで、己の野望を打ち明ける。春子も右近も己の中に「オニを飼っている」存在だった。春子は楓を守るため、右近と手を組むことにする。

翔は夢の中で、イバラの過去の戦いを知る。イバラが翔に何かを伝えようとしているのだった…

©シキザクラ製作委員会:シキザクラ 10話
今回(シキザクラ 10話)の見どころ

1.オニを飼っている右近と春子

右近が春子を仲間に引き入れようとした理由は、右近と同じくオニを心の中に飼っているから。

真蛇になったわけではないが、オニの思想に染まっている人間と考えればいいのだろうか?

もし、右近と春子がオニ側につくとなると、直前にシキザクラの儀式を妨害する可能性がある。

2.イバラの力なしに変身できた三輪翔

紅緒との戦いで、イバラの力を借りずにヨロイを着ることができた翔。

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©シキザクラ製作委員会:イバラの力を借りずに変身できた三輪翔

ヨロイは思いに応えて、心の強さが力になるとのこと。三輪翔以外の人間が変身できていたのは、心の強さのおかげということか。

翔は紅緒に撃退される。思いの強さは本物であるが、実力が伴っておらず、我を通すことができなかった。

やはり、翔の力だけではなく、イバラの力も必要ということだろう。

3.幽世の門を閉じたのはイバラ

過去にシキザクラの儀式で幽世の門を閉じたのはイバラであった。そのおかげで巫女は犠牲にはならずに済む。

そうなると、今回の儀式も明神逢花の代わりに、誰かが犠牲になって幽世の門を閉じる可能性はある。

しかし、犠牲を払って幽世の門を閉じても、時間が経てばまた門は開くことから、巫女の犠牲は常に出続けるというのが辛いところである。ここらへんの犠牲のシステムはFF10の召喚士を思い起こさせる

今回(シキザクラ 10話)の感想・考察

イバラが犠牲になって幽世の門を閉じたのに、また外に出てきているということは、幽世の門が開いたタイミングでまた出てきたと考えればいいのだろうか?

翔の夢の中で右近の先祖と思わせるキャラクターが出ていたので、その時代からオニの力を上手く利用して、力を得ようとする勢力がいたことがわかる。

そうなると、最後の戦いはオニvs人間よりも、人間vs人間になる可能性が高そうだ。(気がかりなのは、イバラを破壊した謎のオニが何者なのかというところだろう)

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