『スローループ』6話のあらすじ
ある夏の昼下がり、恋のお店に涼みにやってきたひよりと小春。恋が2人と話していると、父親の良太が昼食から帰ってきました。あまりの暑さに釣りを諦めた事をひよりから聞いた良太は、暑いからこそ「釣りしようぜ!」と提案します。それは船に乗ってのシイラ釣り。後日、早朝に集まったひよりたちが準備をしていると、良太がひよりにあるものを手渡します。それは…。
©うちのまいこ・芳文社/スローループ製作委員会
『スローループ』6話の見どころ・ネタバレ
1.シイラを釣りに行く
今回は吉永父の連れ添いで、シイラ釣りをしに行くことになる。参加者はひより、小春、恋、そして仕事を抜け出してきた福本一花である。
前回と同じで船に乗った海釣りだが、前回の違うのはフライフィッシングで釣ろうという部分である。
シイラななかなか釣れないので、小春と恋は餌をフライから小魚に変えて、小魚に泳がせてシイラを釣ろうとする。それが功を奏したのか、釣り初心者の小春がシイラを釣ることに成功する。
逆に、フライで釣りを続けたひよりは、1度はシイラが餌を食うもののバレてしまい、結局、1匹もシイラを釣れなくて今回の釣りは終わってしまうのであった。
餌を変えた恋もシイラが釣れていたことから、餌を変えた組と変えなかった組の明暗が別れた形である。ひよりが、シイラが釣れなくて悔しがる様子は珍しいシーンであった。父さんが貰うはずだったロッドで釣りたかったのもあるし、人見知りが解消されつつあるひよりは、感情を表に出しやすくなっているのかもしれない。
2.シイラを料理してもらう
シイラを釣った一行は、それを料理してもらうために、一花の友人・宮野楓が働いているお店に行くことにする。
一花と楓は高校一年生の頃に知り合った友人らしく、そこから腐れ縁で今でも交流がある。
©うちのまいこ・芳文社/スローループ製作委員会:一花の友人の宮野楓
楓は狩猟をするらしく、そのシーズンは11月から始まるという。
その話を聞いたひよりは、渓流での釣りはシーズンが3月~9月であり、ちょうど狩猟と入れ替わる形でシーズンが入れ替わることに気づく。ひよりは、昔の人はそうやって春先から夏は釣りをして、秋から冬は狩猟をして生活していたのでは?と夢想するのであった。
楓が初対面のひより、小春、恋と普通に話せるようになっていたのは、楓の話術のおかげだろうか?あと、人見知りのひよりが、楓を相手にして自分の考えを披露していたところに成長を感じた。人見知りが薄れつつある、ひよりは徐々に交流関係が広がっていく。
『スローループ』6話の感想・考察
今回、今までと違ったのは、釣り経験者のひよりがシイラを釣れずにボウズで、逆に釣り初心者の小春、恋がシイラを釣れたというところであった。それを素直に悔しがるひよりも、珍しい構図であった。
新キャラクターの「宮野楓」が現れたおかげで、料理面で小春よりも上位のキャラクターが現れたことになる。もし、今後、小春が調理できないような食材が出てきた時は、また楓の出番となりそうである。
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