『俺だけレベルアップな件』103話、104話の見どころ・ネタバレ
1．アリを徐々に追い詰める水篠旬
殴り合いでは不利だと感じたアリは毒針を使って水篠旬の動きを封じる。しかし、旬には解毒のスキルがあるのですぐに復活して、アリを殴り倒す。
力では勝てないと判断したアリは次は体を縮めてスピード重視の戦いを挑む。だが、そのスピードにも旬はついてきてアリに応戦する。
体がボロボロになり、旬に勝てる部分が無いと感じたアリは他のアリたちを呼んで大群で襲いかかる。そこで旬は影の軍団を呼んで真っ向勝負をするのであった。
© Kakao piccoma Corp.：力もスピードも通じず徐々に追い詰められるアリ
アリに対して全てのステータスが上回っている水篠旬はアリを追い詰める。頼みの綱の数で押し切るという手段も水篠旬には通用しない。
直前に悪魔城を攻略して、悪魔王と戦っていたのは良い経験になっていそうだ。悪魔王は本体も強く、しかも悪魔の大群も呼べたので、まさにアリ戦の前哨戦であった。
2．最新世代のアリの撃破
アリの大群を呼んだものの水篠旬の影の軍団によってアリたちは次々と倒されていく。ここで倒されるわけにはいけないと判断した最新世代のアリは逃げようとする。
しかし、水篠旬は逃げるアリを支配者の手で捕まえて、スキル「乱刀」によってトドメを刺す。脅威は去ったが、向坂雫が瀕死の状態であり、ヒーラーの力で助ける必要がある。
旬は最終手段として、美濃部剛の死体から影を抽出しようとする。2回の抽出失敗を経て、3回目に影の抽出に成功するのであった。
© Kakao piccoma Corp.：美濃部剛の影の抽出に成功する。
最新世代のアリは相手を食べることで相手の能力を吸収できていたことから、形は違えど水篠旬と同じで成長し続けられるモンスターであった。くしくも、旬の方が先を行っていたことで倒されるわけだが。
水篠旬の影の中には「ヒーラー」という役割はいなかったので、美濃部剛が影の中の一員になってくれるならパーティーとしての完成度は更に上がる。
『俺だけレベルアップな件』103話、104話の感想・考察。
ありとあらゆる面でアリを上回り、アリを倒すことに成功する水篠旬。あとは、向坂雫を助けることが出来ればミッションコンプリートと言ったところか。
日本S級ハンターたちの前で、影の兵士の使用、そして影の抽出を行ったことから水篠旬の手の内がかなりバレたことになる。特に、旬が「成長するハンター」だと知っている白川大虎は水篠旬が持つ主力の能力を全部知ったことになる。