『俺だけレベルアップな件』107話、108話の見どころ・ネタバレ
1.架南島レイドの後処理
アリの残党の掃討作戦は2日間にわたって行なわれる。隣国である中国もアリの迎撃に参加し、その迎撃には国家権力級ハンターと思われる男も参加する。
アメリカの国家権力級ハンター・トーマス・アンドレは水篠旬に興味を持っていたが、その活躍が世界中に中継されたおかげで会うのは難しいと判断する。
掃討作戦3日目にはほどんどの掃討が終わり、自衛隊と騎士団ギルドが架南島に上陸する。魔法石を回収しようと探索していると、アリの巣の中から謎の人間が2人出てきて、自衛隊とギルドメンバーを瞬時に眠らせてしまうのであった。
© Kakao piccoma Corp.:架南島に現れる謎の人物
架南島レイドの後処理の風景が流されるが、そこで2人の国家権力級ハンターの存在が匂わされる。トーマス・アンドレとして右京が水篠旬に勝てるとは思っていないので、その場合は自分が出るという考えなのだろう。
そして、モンスターとも違う人型の存在が現れる。水篠旬の父親とも違う感じなので、新しく出てきた第三勢力という感じだろうか?口ぶりからして水篠旬に力を与えた存在と関係がありそうだ。
2.アメリカハンター管理局からの接触
架南島レイドの生中継のおかげで水篠旬の名前は日本中に知れ渡る。水篠旬はギルドを設立することを後藤会長に伝えて、今後の手続きを任せる。
旬が帰宅しようとしたところ、アメリカのハンター管理局局員アダム・ホワイトが接触してくる。アダムは「アップグレーダー」の存在を明かして、旬を交渉の場に引き込む。
ハンター管理局副局長マイケル・コナーと会った水篠旬は最初に「アメリカへの移住手続き」を提案される。しかし、旬が興味を持っているのはアップグレーダーだと言うと、アダムはセルナ夫人なる人物を呼ぶのであった。
© Kakao piccoma Corp.:架南島レイドで亡くなったハンターたちの献花に来た白川大虎と水篠旬
水篠旬の実力に興味を持ったアメリカが早くも引き抜きに動き出す。日本との関係が悪化してでも、水篠旬を引き入れるつもりのようだ。
アメリカにはアップグレーダーという「覚醒者の力をアップさせる覚醒者」がいるとのこと。こんな存在がいるならば、アメリカの上位ハンターたちは軒並み実力を底上げされていることが予想できる。
『俺だけレベルアップな件』107話、108話の感想・考察。
水篠旬がS級を超えた存在になったということで、敵の存在も更にグレードアップしてきた感じがある。架南島に現れた人間たちがどんな存在かはわからないが、ゆくゆくは敵対しそうだ。
そして、アップグレーダーの存在が現れる。これによって水篠旬の力が更に上がったらありがたいが、そもそもレベルアップしていく人間なので、そんな人間をパワーアップさせることなど出来るのだろうか?