『俺だけレベルアップな件』129話、130話の見どころ・ネタバレ
1.悪魔軍の裏切り
水篠旬が見る映像は影の軍団の勝利と思いきや、そこにゲートが現れて悪魔と獣の軍勢が現れる。同じ勢力同士と思われる影の軍団vs悪魔の軍団による戦いが始まる。
一方、システム設計者と戦っていた監視課とハンタースはジリ貧の戦いと判断して、水篠旬を起こして加勢してもらおうとする。しかし、システム設計者は水篠旬を守りながら、ハンターたちに攻撃を加えていく。
影の軍団と悪魔軍団の戦いは影の勝利に終わる。裏切りを企てていたのは悪魔王バランであった。映像を見ていた水篠旬はいつの間にか自分自身が影の君主になっていることに気づく。その瞬間に、再び天界から銀の兵士が現れるのであった。
© Kakao piccoma Corp.:立ったまま動かない水篠旬を起こそうとする最上真
水篠旬を起こさないとハンターたちが全滅しかねない状況に追い詰められる。架南島レイド以降、もはやS級ハンターでも歯が立たない敵が現れ始めている。
過去にモンスターと銀の兵士の戦いがあったこと、そして悪魔の裏切りがあったことが映像からわかるが、それによって水篠旬がどのような情報が得られたのかイマイチわからない。
2.黒い心臓を手に入れる水篠旬
強いハンターたちと戦えることで喜びを感じるシステム設計者。しかし、全ての映像を見きった水篠旬に殴り倒されてしまう。
システム設計者は「黒い心臓」を手に入れた水篠旬が自我を保てていることに驚く。どうやらシステム設計者は黒い心臓で王の誕生を企んでいたが、そうはならなかったようだ。
追い詰められたシステム設計者は「システムが消えるかもしれない」と脅しをするが、水篠旬はその可能性はないと確信しており、そのままシステム設計者を倒してしまうのであった。
© Kakao piccoma Corp.:目覚めてシステム設計者を殴り倒す水篠旬
システム設計者が水篠旬をカルテノン神殿に呼んだ理由は「黒い心臓」を与えて自我を失わせようとしていたのか?口ぶりからして王を誕生させようとしていたことから、もっと別の性格になると思っていたのだろう。
黒い心臓を手に入れたことで、魔力が飛躍的に向上する。これによって、魔力で再生する影の軍団は、まさに不死の軍団になったと言えるだろう。
『俺だけレベルアップな件』129話、130話の感想・考察。
自分は水篠旬に黒い心臓を与えて、水篠旬を影の君主復活の生贄にすると思っていた。しかし、水篠旬の自我が保てた理由が「影の君主の仕業」だとしたら、影の君主は復活を拒んだということになるのだろうか?
システム設計者を倒してしまったわけだが、あれは本体ではないと考えた方がいいのだろうか?その割には、最後に予言を授けるなど自分がちゃんと死ぬ前提の動きをしていたのが解せない。格好良く予言を授けておいて、実は死んでいませんでしたはかっこ悪い。