『俺だけレベルアップな件』133話、134話の見どころ・ネタバレ
1.DFNへの遠征を決める水篠旬
DFNの状況はゲートから31体の巨人族が出てきて街を破壊している。大型の巨人族はゲートを守るように鎮座して動かない。ハンターたちによって2体の巨人族は倒せたものの、残りは野放しになっている。
DFNに行くか悩む水篠旬に、諸菱賢太はもし、水篠旬がDFNに行くのなら付いて行くと宣言する。諸菱会長の件も含めて答えを出さなければならないと熟考する水篠旬。
水篠旬はDFNに行く決意をして、それを母親、そして妹に話す。母親からは後押しを、妹には必ず戻るという約束をして、賢太と共にDFNへ向かうのであった。
© Kakao piccoma Corp.:DFNの遠征には付いて行くと言う諸菱賢太
水篠旬の母親は父親が正義感が強い人だけあってか、DFNへの遠征には理解があった。その正義感は息子の旬にも受け継がれており、結果的にDFNへの遠征を決める。
黒い心臓を手に入れたことで、影の軍団は更に強化されていることから巨人族を倒すことはできそうだ。しかも、巨人族を影の抽出で仲間に出来れば大型の巨人族を倒すことも可能だろう。
2.巨人族を倒していく水篠旬
DFNに到着した水篠旬は早速、戦地へと赴いて巨人族と戦っているDFNの軍隊やハンターたちを助けていく。旬率いる影の軍団は巨人族を問題なく打ち倒していく。
一方、アメリカ東部メリーランド州ではS級ゲート攻略に向けてS級ハンターや国家権力級ハンターが集められていた。そこには水篠旬を過小評価するハンターたちが集まっており、DFNのゲートは攻略できないだろうと話す。しかし、国家権力級ハンターのトーマス・アンドレだけは水篠旬はゲート攻略できる方に賭けると言い放つ。
巨人族を次々と倒していく水篠旬は一通り片付いたところで、巨人族の影を抽出するのであった。
© Kakao piccoma Corp.:巨人族から逃げる子供を助けるイグリット
水篠旬の実力を知らないアメリカのハンターたちは力を過小評価しているようだ。口ぶりからしてアリと巨人族ではかなりの力の開きがあるらしい。しかし、トーマス・アンドレは水篠旬の力を見抜き、実力を評価している。
巨人族は全員が固まって動いているわけではないので、水篠旬の影の軍団で十分に倒せる相手であった。しかも、今までのダンジョン攻略と同様にこのような乱戦ならば、影の抽出をして更に影の軍団を強化していくことができる。
『俺だけレベルアップな件』133話、134話の感想・考察。
水篠旬がDFNへ遠征したおかげで、彼の名前は日本だけでなく世界中に広まることになる。元々、オファーの絶えない存在になっていたが、興味を持っていなかったハンターたちさえも、その名前を知るようになっている。
毎回のパターンとしてシステム側が作り出したダンジョンでは水篠旬は苦戦するが、自然に出てきたダンジョン攻略に関しては何も問題なく処理していく。それだけシステム側のダンジョンで得られる経験値やスキル・アイテムの力が強力で、普通のダンジョンを攻略するのに十分な戦力になっているからだろう。