『俺だけレベルアップな件』143話、144話の見どころ・ネタバレ
1.影として出現するカミッシー
カミッシーの影が出現するが、支配者の命令の名残りで人間に攻撃を加えようとする。だが、水篠旬の命令でカミッシーは動きを止める。カミッシーは元々、狂龍の王 破滅の君主に仕えていたようだ。
しかし、長い年月死骸でいたことからカミッシーの影は消えそうになる。カミッシーは消える直前に「支配者たちの力を借りた人間が4人いる」ことを伝えて、注意するように警告する。
ハンター管理局から帰った水篠旬は犬飼課長と合流する。しかし、諸菱賢太の姿がない。賢太はスカベンジャーギルドのハンターに連れて行かれたという話を聞き、旬は嫌な予感を感じて賢太を探し始めるのであった。
© Kakao piccoma Corp.:影の抽出によって出現したドラゴンカミッシー
カミッシーのおかげで君主の名前が出揃い始める。「狂龍の王 破滅の君主」「亡者の王 影の君主」「巨人の王 太初の君主」が出てきている。九人の君主がいるらしいので、今後も出てきそうだ。
支配者たちの力を借りた人間が4人いると言われたので、これまで出てきた謎の人物たちが支配者たちの支配下の人間と考えるのが自然か?支配者たちの力を得て、国家権力級以上の力を手に入れてると思われる。
2.諸菱賢太を拷問する右京将人
スカベンジャーの名義で諸菱賢太がさらわれたことから、水篠旬は主犯は右京将人だと当たりをつける。トーマス・アンドレも右京が警告を無視して動きだしたことを知り、彼を探し始める。
スカベンジャーギルドはハンター管理局を脅して情報を引き出し、右京将人がいそうな場所を特定する。トーマスは最悪の可能性を想定してギルドメンバー全員に招集をかけて、右京のいる場所へ移動する。
右京将人はというと、捕らえた諸菱賢太を拷問して、兄の死の真相を吐かせようとする。それでも口を割らない賢太に更に攻撃を加えようとしたところに、影の交換によって水篠旬が現れるのであった。
© Kakao piccoma Corp.:右京将人に拷問されても口を割らない諸菱賢太
右京将人は水篠旬に太刀打ちできなくなっているが、狙いを諸菱賢太に定め、旬の相手はトーマスにさせることでリスクを最小限にしようとする。
しかし、結果的に水篠旬に早々に見つかってしまったことから計算が狂う。影の兵士たちを利用して大人数で探索し、影の交換ですぐに現場に駆けつけるというのは想定外だっただろう。
『俺だけレベルアップな件』143話、144話の感想・考察。
この作品の初期からある因縁がやっと解消されようとしている。始めはS級ハンターの右京将人の方が圧倒的に有利だったが、時間が経ちすぎてしまい、今では水篠旬が負ける要素がないぐらい上位な存在になってしまった。
トーマス・アンドレも現場に向かっていることから、本命はトーマスvs水篠旬の戦いになりそうだ。