『俺だけレベルアップな件』147話、148話の見どころ・ネタバレ
1.トーマス・アンドレに負けを認めさせる
水篠旬とトーマス・アンドレの戦いが激化してスカベンジャーギルドのハンターたちが避難を始める。お互い念動力を使って引き寄せ合い、拳がぶつかるがこれによってトーマスの鎧が砕ける。
本気を出したトーマスだったが、それでも接近戦の有利は水篠旬にあり、殴られ続ける。周りが旬を制止させようとしたところで、トーマス・アンドレは負けを認める。
水篠旬は戦いの最中に右京将人を殺しており、彼から影の抽出をしていた。ベルと同じ将軍級であり、名前はグリードと名付けられるのであった。
© Kakao piccoma Corp.:トーマス・アンドレに攻撃を加えようとする水篠旬
水篠旬は本気を出したトーマス・アンドレにすら、本人だけで殴り勝ってしまう。この時点で国家権力級ハンターよりも強いことを証明し、名実ともに世界最強の人間になったと言えるだろう。
目論見通り旬とトーマスを戦わせた右京将人だったが、結局殺されてしまい、影の兵士として利用されることになる。元がS級ハンターというだけあって、かなりの戦力になりそうだ。
2.指名手配される水篠旬の父親
水篠旬が国際ギルドカンファレンスに足を運ぶと、すでにトーマス・アンドレを倒したという噂が広がっていた。最初の議題として「魔気」という大気中の魔力濃度が上がっている場所が、世界に9つあることが知らされる。
次に国家権力級ハンター「クリストファー・リード」が殺害され、容疑者Mを世界的に指名手配することが伝えられる。最初は名前が伏せられていたが、劉志剛(リウ・ヂーガン)の意見によってその人物が水篠旬の父親の可能性があることが明かされる。
劉志剛から水篠旬は容疑者Mにどう対処するのか聞かれる。旬はモンスターなら当然狩るし、父親であるのなら世界中を敵に回してでも守ると宣言するのであった。
© Kakao piccoma Corp.:水篠旬に握手を求める劉志剛(リウ・ヂーガン)
魔気の濃度が高い地域が9つあることから、そこに9人の君主が存在している可能性がある。日本の濃度が高まっているのは影の君主である水篠旬が力を得ているからだろうか?
水篠旬の家族や仲間への思いはかなり高いので、父親がどういう存在なのか、そして何をしようとしているのかが作品にかなり影響を与えそうだ。
『俺だけレベルアップな件』147話、148話の感想・考察。
国家権力級ハンターさえも直接対決で倒してしまった水篠旬。もはや、人間で彼を超える存在はいないと思われる。となると、今後敵として立ちふさがるのは支配者自身や君主たちになると予想できる。
国家権力級ハンターも全員が顔を出しているわけではないので、物語を進める上で今後登場してきそうである。国家権力級ハンターで一番でかい顔をしていたのはトーマス・アンドレらしいが、誰が一番の実力者までかはわからない。