『俺だけレベルアップな件』151話、152話の見どころ・ネタバレ
1.後藤会長の死
影と入れ替わる形で現れた水篠旬は酷寒の君主と対峙する。しかし、酷寒は旬とは戦う意思はなく、後藤会長に攻撃をして、後藤会長を助けるか、酷寒の君主と戦うかの二択を迫る。
旬は即座に後藤会長を守るために動く、しかし後藤会長はすでにベルでも癒せないほどの大怪我を負っていた。後藤会長はあとのことを水篠旬に託して亡くなるのであった。
後日、水篠旬は会見を開いて後藤会長を襲ったモンスターの特徴やどうやって襲ってくるかの情報を話す。旬はこれから君主たちとの全面的な戦いが始まると認識する。
© Kakao piccoma Corp.:亡くなった後藤会長のことを思い涙を流す水篠旬
酷寒の君主は後藤会長を盾にして逃げてしまう。ハンター協会にとって精神的支柱だった後藤会長が亡くなってしまい大打撃となったが、水篠旬はそれを乗り越えて先頭に立って戦おうとしている。
君主たちからの攻撃を全て止めれるかはわからないが、水篠旬が動きだしたことで君主側もおいそれとハンターたちを襲撃できなくなったことは確かである。
2.影の君主討伐に動く君主たち
酷寒の君主は情報を持ち帰り、他の君主たちと共有する。影の君主は危険であり、光の破片よりも優先して倒すべきだと酷寒の君主は述べる。
他の君主たちは影の君主の恐ろしさを知っているため竜帝が来るまで待つべきだと言うが、そんな中、2人の君主が酷寒の君主の意見に賛同して、水篠旬を倒すために動き出す。
後藤会長の後任を決めるために、ハンター協会は会議を開く。そこで監視課の犬飼部長が指名される。若さと経験不足でその任を拒否しようとするが、上位ギルドとの良好な関係や水篠旬との人脈を評価されて他のメンバーたちから推される。
© Kakao piccoma Corp.:影の君主の危険性を話し、すぐに倒すべきだと主張する酷寒の君主
君主の中でも「格」があるらしく、その中でも抜けているのが「影の君主」と「竜帝」のようだ。本来、影の君主を倒すためなら全員で仕掛けたほうが良いのだろうが、君主たちも一枚岩ではないということだろう。
そして、後藤会長の後任には犬飼がなりそうである。A級としての実力、そして人脈が評価されたようだ。水篠旬としても知った仲なので、今後も日本ハンター協会と密に情報共有できるのならありがたいだろう。
『俺だけレベルアップな件』151話、152話の感想・考察。
後藤会長が亡くなったことにより、水篠旬の逆鱗に触れた感じとなる。君主側も水篠旬を危険視しており、全面戦争は時間の問題だろう。
君主たちの力は国家権力級を超えているだろうが、どこか「竜帝頼み」なところのある集団なので、竜帝が現れるまでは表立った攻撃はしてこなさそうだ。例外として酷寒の君主率いる3人の君主が来るだろうが、それもモンスターたちを引き連れた大軍というわけではないだろう。