『俺だけレベルアップな件』157話、158話の見どころ・ネタバレ
1.徐々に押されていくトーマス・アンドレ
トーマス・アンドレと牙の君主が戦う中、大型ギルドの白虎ギルドやハンタースが到着する。トーマスと牙の君主の戦いは激化していき、トーマスも変身して本気を出す。
白虎ギルドが到着して、トーマスに加勢しようとする。しかし、S級ハンターの白川大虎は牙の君主の力に圧倒されて、目も合わすことが出来ず、加勢することが出来ない。
トーマスはいくら牙の君主に打撃を加えても手応えを感じない。徐々に、牙の君主が押し始めてトーマスが劣勢になったところで、勇気を振り絞ったドイツのハンター・レナート・ニールマンが加勢するのであった。
© Kakao piccoma Corp.:変身して牙の君主に対抗するトーマス・アンドレ
序盤こそ牙の君主に対して互角の戦いをするトーマス・アンドレだったが、自分の打撃が全くダメージになっておらず差を感じ始める。白川大虎に至っては戦意喪失するほどの実力差を見せつけられる。もはや、人間に太刀打ちできる存在ではなさそうだ。
水篠旬は影の交換を使えないのですぐに現場に来ることができない。レナート・ニールマンがどれだけ時間を稼げるかにかかっている。
2.3人の君主と水篠旬
決死の覚悟で牙の君主に戦いを挑むレナート・ニールマンの前に、水篠旬が割って入る。牙の君主は水篠旬が影の君主の力を引き継いだ人間だと理解する。
水篠旬が現れたことにより、影を潜めていた2人の君主も姿を現す。「雪男の王 酷寒の君主」「獣の王 牙の君主」「蟲の王 疫病の君主」が敵対する。
旬は即座に影の兵士たちを展開するが、それも酷寒の君主の凍結によって全員動きを封じられてしまう。影の君主の力からは程遠いと話す君主の言葉を遮り、水篠旬は後藤会長の仇である酷寒の君主に殺意を向けるのであった。
© Kakao piccoma Corp.:後藤会長の仇である酷寒の君主に殺意を向ける水篠旬
水篠旬が現れたことで他の君主が現れたことから、それまでの牙の君主が1人で暴れていたのはあくまで水篠旬をおびき出すための余興であったようだ。
旬の予想通り、ベルを始めとした影の兵士たちは君主たちに歯が立たず無効化されてしまう。援護も期待できないので、実質的に3vs1になりそうだ。
『俺だけレベルアップな件』157話、158話の感想・考察。
トーマス・アンドレとレナートの時間稼ぎは終わり、真打ちの水篠旬が登場となる。1対1なら十分勝機もあるが、3vs1となるとかなり苦戦を強いられそうだ。
しかも、影の兵士も使えず、相手を影の抽出を使って仲間にも出来ない少数戦なので水篠旬の力を十分に発揮できない環境だ。