『俺だけレベルアップな件』21話、22話の見どころ・ネタバレ
1.C級ボスとの戦い
『トカゲ』というのはトカゲのしっぽ切りを意味しており、事故が多いダンジョン内で事故と見せかけて犯罪を犯すことを指している。右京隼人たちはその常連ということだろう。
右京たちの目論見としては、ボスに水篠旬と諸菱賢太を殺させて、また寝たところで魔法石を取る。もし、それに失敗しても諸菱賢太の装備は高価だったのでそれを盗んで金にするようだ。
爆破の衝撃でボスが起きてしまい。旬たちは戦うことになる。今までC級ボスと戦った経験はないが、レベルアップしたことと今までの戦いでの経験で自信を持って挑むことができるのであった。
© Kakao piccoma Corp.:爆破の衝撃で起床する蜘蛛型のC級ボスモンスター
右京たちのパーティーが実力に見合わず武器が充実していたのは、ハンターを襲って稼いだかららしい。弟にも劣等感を持っていることから、実力がなくても稼ぐことができると証明したいのかもしれない。
残された水篠旬はというとC級ボスとちゃんと渡り合えていた。しかも、毒を付与できる武器も持っていることから、長期戦になれば勝つことができそうだ。
2.C級ボスの撃破
E級でありながら一人でC級のボスと渡り合える水篠旬を見て、諸菱賢太は不正登録者だと勘違いする。不正登録者は虐殺を趣向する傾向にあるという知識で、諸菱賢太は勝手に怯えだす。
旬は短剣の特殊能力を発動させてボスにダメージを与えようとする。しかし、体力が足らずにボスの攻撃を受けてしまう。万事休すというところで、デイリークエストの報酬である「体力回復」を使って一気に攻勢に出る。
ボスを倒すことに成功した旬は一気に3レベルアップする。そんなところに、旬たちを閉じ込めた右京隼人たちがもどってくるのであった。
© Kakao piccoma Corp.:C級ボスと互角に渡り合う水篠旬
デイリークエストの「体力回復」を遅らせて取っておくことができるのは、かなり強力な能力だ。つまり、1日1回体力全回復の権利を持っているわけだ。
しかも、ボスを倒したことで3レベルもアップしている。これなら右京隼人たちを相手にしても問題ない実力を手に入れたと言っていいだろう。
『俺だけレベルアップな件』21話、22話の感想・考察
C級ボスを単独で倒してしまった水篠旬はB級クラスの実力を持っていそうだ。さらにレベルも上がっているので、現時点でA級に近い実力を手に入れているかもしれない。
帰ってきた右京隼人たちと戦闘になるだろうが、勝つにしても命までは取らないとするのか、トドメを刺すのかで水篠旬の人となりが変わってきそうである。
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