『俺だけレベルアップな件』33話、34話の見どころ・ネタバレ
1.スキルの応酬
道門は水篠旬のことを暗殺系ハンターだと思っており、だからこそ同型の先輩として戦いを挑む。旬はスキル「疾走」を使って道門に一太刀入れるのだが、道門もスキル「隠密」を使い返してやり返す。
足を切られて機動力が削がれた旬だが1日1回使える「状態回復」で全回復する。旬のスキルの多さに、実力を測りかねる道門。
最後にスピードの真っ向勝負を仕掛ける道門だが、旬のスキル「殺意」によって動きをにぶらされ、心臓を一突きされるのであった。
© Kakao piccoma Corp.:スキル「隠密」での攻撃が効かなくなり驚く道門
道門が「先輩」と言っていたのは水篠旬を暗殺系ハンターだと思っての発言だったようだ(再覚醒者ではない)。自信満々の口ぶりだったのはレアスキルだと思われる「隠密」を持っていたからだろう。
しかし、残念ながら旬はそれ以上に「経験」や「スキル」を有しており、道門を撃破する。殺気を感知できるぐらいの知覚能力と経験があったのが勝敗を分けたところだろうか?(あと、全回復できるのは完全にチート)
2.実力を隠しておくことに成功する
たくさんのスキルを使える水篠旬に対してお前は何者かと道門は質問するが、その答えは旬自身も知らないでいた。旬がわかっているのは「戦えば戦うほど強くなる」という要素だけだ。
水篠旬はダンジョンのボスを一人で倒し、その間に馬渕と観月は事件のことをハンター協会に連絡する。そして、調査役として監視課の犬飼課長がやってくる。
実力を隠しておきたい旬の気持ちを察して、馬渕が道門を倒したと名乗り出てくれる。犬飼は水篠旬が再覚醒者ではないと判断しているので、彼を疑うことはないのであった。
© Kakao piccoma Corp.:兄・隼人が死んだ恨みを晴らそうとするS級ハンター・右京将人
道門を倒したことでスキル「隠密」のルーンを手に入れられたのはでかい。やはり、実力もさることながらスキルを複数保有するのは飛躍的に実力を向上させるようだ。
水篠旬は自分が強くなったことで、より強者の見極めの精度が上がっている。犬飼も課長というポジションなだけはあり、A級ハンターの実力を保持しているようだ。
『俺だけレベルアップな件』33話、34話の感想・考察
水篠旬の実力がバレそうになる事件だったが、馬渕がかばってくれたおかげで、まだ実力を隠しておけるようだ。S級ハンターに狙われているという話も聞かされたので「より早く実力を上げる口実」ができた。
今後はS級ハンターに対抗する実力を手に入れるために、諸菱賢太とギルドを組んでダンジョン攻略をしていく展開になるのだろうか?
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