『俺だけレベルアップな件』37話、38話の見どころ・ネタバレ
1.スカウトに失敗する宍戸
水篠旬を雇うためには60億円の金が必要と知らされて、宍戸はこの場で即決できない。席を立とうとした旬だったが、その前になぜ旬に実力があると知ったのか宍戸から聞き出す。
旬は自分に高い実力があることを口外しないことを宍戸に約束させる。そして、勝手に旬のことを調べ回った見返りとしてC級ダンジョンを高値で宍戸に売りつけることに成功する。
C級ダンジョン攻略を一時停止した水篠旬は、その時間を利用して「転職クエスト」を開始するのであった。
© Kakao piccoma Corp.:転職クエストを開始する水篠旬
宍戸は焦って手柄をあげようとしたためか、調査不足によってスカウトを門前払いされてしまう。しかも、実力がバレたくない旬にとって宍戸の行動は敵対行為に等しいので反感を買ってしまう。
手の内は見せたくないし、実力がどこまで上がるかわからない現状、水篠旬は多人数とつるみたくはないだろう。
2.転職クエストのボス
水篠旬が転職クエストのダンジョン攻略を始める。今までのダンジョンと違い「転職しないとダンジョンから出れない」「回復アイテムや回復システムは使えない」というルールが設けられる。
しかもダンジョンに出てくるモンスターはバリエーションが多く、倒すためには能力値が万遍なく高い必要性があった。MPが少ない旬は、疲労度を犠牲にしてダンジョンを攻略していく。
あらかたモンスターを倒しきった旬はボス部屋に入る。そこには神像クラスの威圧感を放つ赤い鎧のモンスターが待ち構えているのであった。
© Kakao piccoma Corp.:ボス部屋で待ち構える赤い鎧のモンスター
今までのダンジョンと違い、脱出できない、そして回復もできないということでリスクが上がっている。それだけ転職というリターンが高く、かつシステム的にもさっさと転職して欲しいということなのだろう。
赤い鎧のモンスターが神像と同じ威圧感を放っていることから実力が高く、しかも神像と似たような存在(システムによって作られた)なのかもしれない。こいつを倒せば転職できるということだろう。
『俺だけレベルアップな件』37話、38話の感想・考察
実力を隠しつつもS級ハンターに対抗できる実力を手に入れるを目標に、転職クエストを開始する。神像攻略のときにこの能力を手に入れた水篠旬なので、神像を作ったのもこのレベルアップシステムなのだろうと予想できる。
今までのモンスターの見た目とは違い、敵が人型というのも何か意味があるのだろうか?現実で手に入れたハンター情報をダンジョンに落とし込んでいることから、システム側も成長しているように見える。