『俺だけレベルアップな件』43話、44話の見どころ・ネタバレ
1.大量のナイトたちの正体
ペナルティーエリアでレベルアップした水篠旬は51レベルになり、スキル「急所突き」もレベル2に上がる。装備やスキルも見直した旬は万全の体制で、転職クエストに戻る。
転職クエストにいるナイトを次々と倒す旬だったが、いくら倒してもレベルが上がらない事に違和感を覚える。ナイトたちは魔法使いによって召喚されたモンスターであると見抜いた旬は、魔法使いの場所を特定しようとする。
旬は隠密で姿を隠し、魔法使いに隠密を見破る魔法をわざと唱えさせることで、居場所を見破るのであった。
© Kakao piccoma Corp.:魔法使いが本体だと見抜く水篠旬
転職クエストにいる大量のナイトたちに対抗するために、対ナイトの装備を充実させる水篠旬だったが、実は本体はナイトを大量に召喚している魔法使いたちだったというオチ。
ここらへんの機転の良さというのは、レベルアップ能力を得る前からあった水篠旬独自の能力である。闇雲に戦い続けるだけの戦士だったら、永遠にクリアは不可能だっただろう。
2.言い渡された職業
ナイトたちの間を縫って、なんとか魔法使いたちを全滅させようとするがなかなか上手くいかない。そこで魔法使いたちは一箇所に集まって、巨大なゴーレムを作り水篠旬に対抗しようとする。
しかし、これが逆効果でナイトの数が減ってしまい、しかも魔法使いが一箇所に集まったことで一気に全滅させることに成功する。
これによって転職クエストが終わり、職業が与えられるフェーズに入る。水篠旬はてっきり職業を選べると思っていたのだが、職業はシステム側が勝手に決めるようだ。
© Kakao piccoma Corp.:魔法使いが一箇所に集まったところを見逃さずに倒しに行く水篠旬
水篠旬は魔法使いたちの悪手を見逃さずに一気にかたをつけた。この視野の広さも元々水篠旬が持っていた特性の1つだろう。
旬同様、自分も職業はいくつか提示された中から選ぶモノだと思っていたが、今までの経験や戦いぶりそして思想を鑑みて決定されるようだ。
『俺だけレベルアップな件』43話、44話の感想・考察
転職クエストを始める前に提示された「生き残った時間が長いと上位職業へ転職できる」というのは、相手を全滅させたので満点のクリアを見せたと言えるだろう。
提示された職業に旬が驚いていたことから、戦士や暗殺者などの予想できるものではないらしい。どちらかというと、魔術師系やもっと特殊な職業を言い渡されたのだろうか?