『俺だけレベルアップな件』67話、68話の見どころ・ネタバレ
1.向坂雫から興味を持たれる
ボス部屋で向坂雫に話しかけられた水篠旬はすぐさま戦闘態勢を解く。採掘チームで道に迷ったと嘘をついてその場をやりすごす。向坂雫から旬は「匂いがしない」ということで興味を持たれる。
水篠旬の鉱員としての実力が買われて翌日も働きに来ないかと誘われる。最初は乗り気じゃなかった旬だが、ハンタースのB攻略チームが見れるということで了承する。
一方、父親から「水篠旬をギルドに引き入れればギルドマスターにしてやる」と言われた諸菱賢太は、旬と1週間以上連絡が取れず焦り始める。いとこの明菜に愚痴をこぼしているところに旬から電話がかかってきて、さっそく会話の場を設けるのであった。
© Kakao piccoma Corp.:水篠旬に興味が湧いた向坂雫は調査を依頼する
水篠旬は「プレイヤー」になったことで能力が増強されただけでなく、存在そのものが変わってしまったのかもしれない。その効果としてモンスターと会話ができたり、向坂雫が匂いを感じ取れなかったりと変化が起きている。
序盤のヒロイン的立ち位置のキャラは観月だったが、そのキャラも離脱してヒロイン不在であった。向坂雫はS級ハンターの女性ということで、今後、ヒロイン的なポジションに収まる可能性はある。
2.B攻撃隊と一緒にダンジョンに入る
向坂雫が水篠旬の調査をギルドに依頼すると、最上真も同じ依頼をしていたことを知らされる。しかも、旬の情報はハンター協会によってロックされており、調べられない状況になっていた。
翌日、旬がハンタースのB攻撃隊の採掘チームとして参加する。攻撃隊の荷物運びが1人不在らしく、採掘チームから誰か参加して欲しいと言われる。旬は良い勉強になるということで、皆が嫌がるなか手を挙げて参加を決める。
ハンタースの2軍攻撃隊とはいえ、高レベルなハンターたちの集まりに旬は感心する。しかし、旬はダンジョンの入口でレッドゲートのときと同じ嫌な予感を察知するのであった。
© Kakao piccoma Corp.:採掘チームの雰囲気を見て、覚醒前の感覚を懐かしむ水篠旬
水篠旬の実力はハンター協会がすでに把握しているので、再測定が行われるまではその情報は隠されているようだ。後藤会長が言っていたように、ハンター協会が一番最初にスカウト交渉できるための処置だろう。
偶然もあって、水篠旬はB攻撃隊と一緒にダンジョンに入る。十中八九、何か問題が起きて、旬の活躍できるシーンが発生すると思われる。旬はすでにS級の実力があるので、B攻撃隊の誰よりも強いはずだ。
『俺だけレベルアップな件』67話、68話の感想・考察
この前までは白虎ギルドとの話が多かったが、再測定後はハンタースギルドの紹介も兼ねた話が増えてきた。現状、日本最高クラスのギルドということで、今の水篠旬の実力と比較する意味でも良い組み合わせだ。
B攻撃隊が入ったダンジョンに嫌な予感がすると感じた旬だが、こんな短期間にレッドゲートを2回も経験するだろうか?もしくは、実力を意図的に隠せるモンスターがいて待ち受けているとか?