『俺だけレベルアップな件』81話、82話の見どころ・ネタバレ
1.影の軍団だけに攻略させる
東アジアに位置する島国・DFNで一番安全な島と言われる地域を見回りするD級とE級のハンター。普段は何も起こらないのどかな島なのだが、そこに架南島からやってきたアリ型モンスターが現れる。
一方、悪魔城を攻略中の水篠旬はより攻略スピードを早くするために影たちを6つの部隊に分けて攻略させる。攻略スピードは早まったものの、肝心の上の階に行くための「進入許可書」が手に入らない。
そんなおり、影の部隊が各個撃破されていくのがわかる。旬は相手の行動を読んで、待ち伏せしていると悪魔の貴族と悪魔のナイト3体が現れるのであった。
© Kakao piccoma Corp.:一瞬でナイト3体を倒し、悪魔の貴族を恐怖させる水篠旬
もはや、影の軍団が強く、そして多くなりすぎて水篠旬が戦わなくても勝手に倒してくれるようになる。しかも、それによって旬自身のレベルも上がるのだからとんでもない状況になってきた。
その上で、影の軍団よりも水篠旬本体が強いのだから手に負えない。モンスター側が恐怖するのは当たり前だろうと言える。
2.悪魔から得られた情報
水篠旬が悪魔の貴族を追い詰めると、悪魔は人間の言葉で降参して命乞いをする。甲冑を取ると中身は女性の悪魔であり、しかも必死に命乞いをするので旬も殺しづらくなってしまう。
旬が進入許可書が欲しいと言うと許可書は悪魔の一族が保管していると教える。女性の悪魔は上の階の許可書の場所もわかると自分の利用価値をアピールする。
女性の悪魔は「ラディール家の長女エシル」と名乗る。旬は情報を得ようとエシルに質問を投げかけていく。するとエシルはここに来る前は魔界におり、戦争の準備をしていたと話し出すのであった。
© Kakao piccoma Corp.:自我を失った顔で魔界で戦争の準備をしていたと言う悪魔・エシル
高レベルの相手をするようになったせいか、人語を操るモンスターと出会うことが多くなる。徐々に、この世界のあり方や、ゲートとは何なのか?という謎が公開され始めた。
ダンジョンに入るモンスターはどこか別の場所から連れてこられて、強力な命令によって働かされている可能性が出てきた。水篠旬に力を与えた存在と、このダンジョンのシステムを作った存在は同じなのだろうか?
『俺だけレベルアップな件』81話、82話の感想・考察。
水篠旬が悪魔城を攻略する裏では、架南島のモンスターが被害を拡大させつつある。もしかしたら、水篠旬が戻る前に架南島への対処が行われる可能性が出てきた。
架南島は日本の領土で、被害が出たのがDFNという国だから、架南島レイドをする場合はこの2カ国の合同になるのだろうか?それとも緊急ということでそれ以外の国も応援に来てくれるかもしれない。