『俺だけレベルアップな件』87話、88話の見どころ・ネタバレ
1．悪魔王バランの撃破
水篠旬は影の兵士を再召喚するのにマナを使うが、悪魔王バランはそういう様子がない。旬はバランが何を使って悪魔を召喚し、動かしているのか気になる。
バランが次々と影の兵士を倒していくことで旬のマナが半分以下になる。このままではジリ貧なので一気に勝負を掛ける旬。影たちを盾にバランに近づき1vs1を挑む。
旬はバランに目の前で広域魔法を放たれそうになるが、エシルが一瞬バランの意識をそらす。その隙を旬は見逃さず、相手の腕を引きちぎり、頭を撃ち抜くことでバラン討伐に成功するのであった。
© Kakao piccoma Corp.：目の前でバランに広域魔法を放たれそうになる水篠旬
筋力に物を言わせて相手を倒すというのは、初期のヘビ型モンスターを倒したときと似ている。バランの召喚した悪魔は別世界から呼んでいると予想してたが、バランが倒されるとそれで終わりということから、繋がりのある関係のようだ。
架南島レイド前に悪魔城を攻略できたことから、これならば水篠旬も架南島レイドに参加はできそうだ。
2．命の神水を精製する
悪魔王バランを倒したことで大量にアイテムを手に入れる。悪魔城で手に入れたセットアイテムが全部揃うことで能力値が底上げされる。そして、目的だった「命の神水」の素材を全て手に入れたので、早速精製し6個の「命の神水」を手に入れる。
バランが乗っていた飛龍は悪魔ではないので、影の抽出に成功する。報酬で得られたルーン石からスキル「影の交換」を習得する。これによって3時間のクールタイムはあるものの、影と位置を入れ替えて擬似的な瞬間移動が可能になる。
旬は早速、命の神水を母親に試すために、影の交換を使って外の世界に戻る。水篠旬が元の世界に戻ったことで、感知能力が高いS級ハンターたちがその気配に気づく。白川大虎と一緒に飲んでいた元ハンターのS級・美濃部剛もその1人であった。
© Kakao piccoma Corp.：白川大虎と飲み交わすS級ヒーラー・美濃部剛
飛龍の存在、そして新しいスキルによって水篠旬の移動手段が格段に向上する。これによって水篠旬が居ない所を裏を突いて攻撃するというのが、かなり難しくなった。
命の神水はその効果の高さから1,2個しか精製できないと思っていたが、予想外に多く精製できた。しかも、まだ素材は使い切っていないので、また作り出すこともできる。
『俺だけレベルアップな件』87話、88話の感想・考察。
悪魔城をクリアして、旬の能力は格段に上昇する。これから行われる架南島レイドは広範囲で戦うことが予想されるので、その前に移動手段やスキルを手に入れれたのは大きそうだ。
命の神水で母親を救うことができたら、ある意味「ハンター水篠旬」としての目標は達成されたことになる。となると、ハンターを続けるための次の目標が必要になってきそうだ。