『俺だけレベルアップな件 外伝』5話、6話の見どころ・ネタバレ
1．巨人族を撃退する水篠旬
アメリカ西部の上空のヒビから巨人族が現れる。待ち受けるのは水篠旬一人のみだが、影の兵士たちを召喚して巨人族に戦いを挑む。
この戦いの一部始終がアメリカ政府に動画として録画されており、大統領を筆頭とした重役たちが対応会議をしていた。彼が何者で、敵ではないのかを早急に調べたいようだ。
米中央情報局局長のデイビッド・ブレナンは現実的な方法で彼を探し出すのは難しいと言うが、予言者として有名なノーマ・セルナ夫人を頼れば何か回答が得られるのではないかと大統領に進言するのであった。
© Kakao piccoma Corp.：巨人族に魔法を唱える影の兵士キバ
水篠旬は影の兵士たちの圧倒的戦力で巨人族を撃退することに成功する。しかし、そのことがアメリカ政府にバレて、身元を探られるようになる。少しずつではあるが、水篠旬の超常的な力に気づく人間が増えてきている。
前作に登場したキャラクターたちは今回の世界でもそれなりの地位についており、水篠旬と関わりを持つ可能性は多そうだ。後藤会長や諸菱賢太などは再会しそうなキャラ筆頭ではある。
2．水篠旬を知るセルナ夫人
水篠旬は陸上部とともに大会に出場する。部長から実力を買われた旬は全種目にエントリーする。大会には前世でA級ハンターだった上原も参加していた。上原は水篠旬にただならぬ感覚を覚えたので呼び出す。しかし、すでに影の兵士からは解放された上原を自由の身にするために、旬は上原を洗脳して旬に興味を持たないようにする。
一方、米中央情報局局長のデイビッドは水篠旬のことを聞くために、セルナ夫人の家を訪問する。しかし、セルナ夫人は死神が降臨する予言を最後に未来が見えなくなったようだ。
しかし、セルナ夫人は水篠旬が何者か知っており、そして問題のない人物であることをデイビッドに告げる。詳しい情報は聞き出せないまでも、セルナ夫人から問題のない人物だと聞けたデイビッドはセルナ邸を後にするのであった。
© Kakao piccoma Corp.：陸上大会で再会する水篠旬と向坂雫
影の兵士の中でも元人間だった人たちは影の兵士からは解放されて、転生をしているようだ。元ハンターの人たちは身体能力が高いのか、何かしらスポーツ関連をしていることが多い。
セルナ夫人はどうやら前世の記憶を取り戻しているようだ。今までの未来予知は「過去の記憶と自身の予言能力」の組み合わせでしていたのかもしれない。
『俺だけレベルアップな件 外伝』5話、6話の感想・考察。
前世では国家権力級ハンターだったトーマス・アンドレが登場する。どうやら、セルナ夫人の未来予知で救ってもらったらしく、セルナ夫人の家に居付いているようだ。言葉ぶりからして、今はプロレスラーなのかもしれない。
水篠旬の目的の一つである向坂雫との再会を果たす。ここから何をするかで、水篠旬の考え方や作品の方向性が決まってきそうだ。
前回記事：3話、4話：犬飼との再会
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