アニメ『スパイファミリー』13話の見どころ・ネタバレ
1.犬を買いに行く
ステラを手に入れたアーニャのご褒美に犬を買いに来たフォージャー家。ロイドとしてもアーニャのモチベーションは重要なので犬を飼うことを了承する。
最初は実用性も兼ねて軍用犬販売店に来たロイドたちだが、アーニャがお気に召さず、早々に譲渡会に行くことになる。ロイドはここで任務を言い渡される形でアーニャとヨルと分かれる。
譲渡会で様々な犬を見て喜んでいるアーニャの目に、大型犬が映る。アーニャがその大型犬の心を読むとなぜか「アーニャたちの家の映像」が見える。
アーニャはその大型犬のことが気になり、ヨルの目を盗んで大型犬が入っていったビルに一人で向かってしまうのであった。
© 遠藤達哉/集英社・SPY×FAMILY製作委員会:譲渡会に居るたくさんの動物を見て喜ぶアーニャ
分割2クールとなったアニメ『SPYxFAMILY シーズン1』は前回の12話から期間を空けて、2クール目は13話から開始となる。
アーニャが興味を持った犬はなにやら未来が見える能力があるらしく、その心をアーニャが読んだことで興味を示したようだ。
好奇心旺盛なアーニャとおっちょこちょいのヨルの組み合わせもあって、ほどなくしてアーニャが一人で行動してしまう。ロイドを別行動させたのは「アーニャを一人にさせる」演出とも言えるだろう。
2.外相暗殺計画
緊急にハンドラーから呼び出されたロイドはオスタニアの学生たちによるブランツ外相の暗殺計画があることを知る。
学生たちのテロとは言え、軍用犬を用いた本格的な計画である。しかも、ブランツ外相の会談は中止にはできず、かつ東西の関係を悪化させないためにテロを未然に防ぐという難問をクリアする必要性がある。
すぐに家族と合流する予定だったロイドだが、この難題を解決するために家族との合流が遅れてしまう。実際、ロイドの働きは有能であり、早々にテロリストたちの移動手段を特定するのであった。
© 遠藤達哉/集英社・SPY×FAMILY製作委員会:テロリストの移動手段と車の色を本部に伝えるロイド
今回はロイドとアーニャたちは完全に別行動となる。しかし、結果的に二組とも同じ事件を追うことになり、別々のアプローチで事件解決に関わっていくようだ。
東のオスタニアは、アーニャたちのような人間だけでなく、動物たちにも実験をしてより有能な動物を生み出そうとしていたようだ。その結果が、あの未来視の犬ということになってくるのだろう。
3.未来が見える犬
アーニャは気になった犬を追いかけて、譲渡会の隣のビルへ入っていく。犬を見つけたアーニャは満足するが、そこのビルがテロリスト(悪者)たちのねぐらだと知ってしまう。
アーニャがテロリストたちの盗み聞きをしていると、それが見つかってしまう。テロリストに殺されそうになるも、犬が立ちはだかり助けてくれる。
犬の未来予知の力をアーニャが読み取ることで、次に何が起こるか察知してテロリストたちから逃げることに成功する。逃亡するアーニャたちに追いついたテロリストだったが、そこに迷子になったアーニャを探していたヨルが助けに入るのであった。
© 遠藤達哉/集英社・SPY×FAMILY製作委員会:アーニャを見失い焦るヨル
フォージャー家はスパイ、殺し屋、超能力者で揃っていると思っていたが、まさかの未来視ができる犬が登場するとは予想外であった。
未来視の能力はアーニャと相性が抜群で、アーニャの心を読む能力のおかげで実質、アーニャも未来が見えている状態になる。
この犬が仲間になってくれるのなら、かなり心強いだろう。
アニメ『スパイファミリー』13話の感想・考察
アニメ『スパイファミリー』2クール目の最初の話は、新しい仲間を迎え入れる回となっていた。
3人家族でもかなり完成されていた感があったが、犬の登場でより幸せな家族っぽく、そしてスパイファミリーとしての力も向上しそうだ。
今までと同様にアーニャはみんなの能力がそんなものか知っているが、逆に未来視の犬の方はアーニャが心が読めるとはわかっていない。
フォージャー家がとんでもない人たち(犬も)の集まりだと知っているのは、アーニャだけというのはこのまま続きそうである。
次回記事:14話:未来視と読心術の活躍