木10ドラマ「SUPER RICH」第5話60秒PR動画
宮村空に衛を取られたくない優は衛に告白する。衛がはぐらかしているところに、島谷聡美がやってくる。
聡美の言葉に触発された衛は、次の日、会社の新たな目標を掲げる。
目標の一つである海外留学による人材育成に立候補する優であった…
1.今回は回想シーン方式
最後のシーンを見ればわかるが、今回の話は、春野優が酒場で碇健二に愚痴を聞いてもらうという形式で過去を回想している。
1年間の留学シーンも一瞬で終わったのも、愚痴には不必要ということで端折ったのだろう。
1年間の空白がある話を、時系列順にいちいち語るよりも、この実は過去回想でしたという方が締まりは良いか?
2.年下の二人の男性から告白されて反応に困る氷河衛
短い間に色々な事が起こり、仕方がないので夕食を普通に進める衛。
ずっと仕事人間で頑張ってきたのだから、突然、降って湧いた色恋話の連続に、そりゃー困るだろうとは思う。
ましてや、二人とも同じ社内の人間である。
しかも、周りの人間はそのことをなんとなく察していて、恋心に気づいてなかったのは衛だけだったというもの、悔しい限りだろう。
3.能力的には成長したが、それ以外はまだの春野優
英語も喋れるようになり、人脈も増えた春野優であったが、それだけでは解決できない問題が次々と起こる。
「三日月モバイル」の社長から貰ったウラ話もすぐに社員たちに伝えれなかったのも、優の優しさではあるが、そこは心を鬼にして伝えないといけないことであった。
身内からお金を無心される件も相当精神的に来ることで、そのお金も調達できないとなると自分の無力さに打ちひしがれてもしょうがないだろう。
今回の件で、宮村空との力の差を見せつけられた感がある。200万という仮りも出来てしまった。
4.あたかも衛と付き合っているかのように匂わせる空
田中リリカの発言でもそうだが、衛と空が付き合っているかのような演出が多数入る。
空本人も「付き合ってたらどうする?」と思わせぶりな発言をしたり、ラストのシーンで衛と抱き合っていたりと、かなり匂わせている。
だからこそ、まだ付き合ってないんだなと逆張りの予想ができる。付き合ってたら、もっとあからさまにするだろう。
5.あかんやろ、勢いは
これは文字通り「あかんやろ、勢いは」である。
色々な事に打ちひしがれている優に、衛が優しい言葉を掛けてくれて、雰囲気事態はよくなっているが、別に何も解決していないのである(契約も取れていなし、空からの借金200万はそのままである)。
その場の勢いで、キスを迫るのはさすがに通らんかった。
© Fuji Television Network, Inc.:SUPER RICH 5話:優が衛に迫るシーン
新人だった春野優が能力アップして帰って来る回ではあったが、それではどうすることも出来ない問題が多発する優的には悲しい回でもあった。
ライバルの宮村空を超えて、衛にふさわしい人間になると言って海外留学に行ったのに、結果的に宮村空との力の差を見せつけられたのが一番キツイ。挙げ句、仮りまで作ってしまった。
春野優は、宮村空に衛を取られるのが嫌だという感情から、恋愛の勝負を進めているので、この「比較」の考え方を変えないとかなり厳しい戦いになりそうである。