今回(SUPER RICH 最終回11話)のあらすじ
氷河衛は、島谷聡美から『MEDIA』社が『スリースターブックス』にTOB(敵対的買収)を仕掛けるという連絡を受ける。
© Fuji Television Network, Inc.:SUPER RICH 最終回11話
しかも、TOB後は宮村空を『スリースターブックス』のCEOに据えると言うのだ。
衛は優とともに空に会って真偽を問う。すると空は、自分も「やりたいことをやってみたくなった」と告げる。
1.宮村空への信頼
衛は空のことを信頼しており、裏切るはずがないと空に真意を問いただす。結果、空は裏切ってはおらず、わざとメディアの内部に入り込んで、スリースターブックスを守ろうとしていた。
© Fuji Television Network, Inc.:空の行動の真意を聞こうとする衛
スリースターブックスを守るために、国内外でホワイトナイトになってくれる会社を探すが見つからない。この話で、メディアという企業がどれだけ強大で力を持っているか表現されていた。少なくともメディアと戦える資金力のある企業は国内にはないとわかった。
高額で買収されている企業なので、それだけ価値があると見られて、海外企業は助けてくれるどころか、敵対的に買収してきそうになってしまう。
2.情に訴えるスタイル
ゴールデン・パラシュートを仕掛けるも相手には通用しておらず、八方塞がりになってしまった衛は、聡美に直接会って情に訴えていくことにした。
実際は、聡美にうまみがある話を見せかけて、時間稼ぎをしてクラウン・ジュエルを敢行するのが衛の目的であった。(新しい会社を衛が作って、社員や作品をそちらに持っていく)
聡美も悔しがっていたが、ビジネスでは情に流されるものではないということだろう。聡美はメディアを退職する予定だったらしく、目線はそちらの方に向いていたのかもしれない。(本人も情に流されたと言っていたので、悪いことをしたなぁとは思っていたのだと思う)
3.大きくなったTSBグループ
2021年12月と時は進み、新しく作った会社のTSBクリエイティブは大きな企業になっていた。
漫画だけではなく、週刊誌やファッション誌なども作っているようだった。
しかも、会社はTSBクリエイティブだけではなく、TSBWorksというグループ会社もできており、そこのCEOは宮村空が就任していた。
優秀であり、衛さんの役に立ちたいと言っていた空が、よりよく活躍できる場所が用意された感じがあった。宮村空視点で、まだまだ話が作れそうだが、それはまた別の話ということだろう。
4.SUPER RICHとは
最初は、恋愛の要素が強く、衛が誰と付き合うか?というのが焦点の作品のような気がしていたが、終わってみると衛が「SUPER RICHとは何か?」を定義するまでの作品だったと感じた。
お金の心配することなく、楽しくみんなと仕事して、隣には優がいるのが、衛にとってのSUPER RICHであった。(にしては、株でボロもうけした感じはある)
次回予告の時点で、一ノ瀬亮はギャグ担当だと思っていたが、予想通りであった。本当に、笑いを取るためだけに出てきた感じがした。
恋愛要素が中心だと思って見ていたので、「あれ、恋人になった、いや、それどころか結婚した!」と驚いた作品だった。
だが、終わってみると、長い期間やたくさんの経験を経て、主人公の衛が「真のSUPER RICHとは何か?」に気づくまでの作品であったとわかる。実際、作中では何年も時間が経過しており、恋愛というのはその1つの要素でしかなかった。