

TVアニメ『takt op.Destiny』WEB限定予告:Chapter6「朝陽-Rooster-」
とある街へと立ち寄ったタクト達。そこは若者たちがいなくなり、年老いた人々だけが住む町であった。
アンナと運命は、ひょんなことから彼らに助けを求められる。
一方、一人街をぶらつくタクトは、古びたバーから隠れ響く音色を耳にする。それは間違いなく『音楽』であった。
1.運命の成長
最初の頃は、D2が出ればすぐ出撃、会話もまともにできないという運命であったが、今ではタクトに対して冗談で返せるぐらい成長した。
アンナとも普通に買い物に行けているので、すでにタクトよりも社会性も身につけている可能性がある。
2.音楽のあるところに吸い込まれていくタクト
タクトは才能なのかわからないが、音楽がありそうな場所を嗅ぎ分けていけるらしい。
D2で荒廃した世界でも、音楽を聞き続けていた人がいたのはタクトにとって驚きだろう。
朝雛ケンジが悪いように思われていなく、音楽家として尊敬されていることは誇らしいだろう。
3.過去の栄光と、今の悲惨さ
朝雛ケンジと1度だけ演奏したことがあるジョーの話は、華やかであるが、それゆえに今の時代の悲劇さが浮き彫りになってしまう。
D2によって街は破壊されて、復興するのにも時間がかかるだろう。実際に、タクト達が訪れた街は若い人が全然おらず、厳しさがうかがえる。
人間が音楽をする余裕が生まれるのは、ずいぶんと先のことになりそうだ。
4.タクトのことを買っているザーガン
ザーガンは朝雛ケンジのことを尊敬していたのか、その息子が生きており、しかもコンダクターとして覚醒していることに喜んでいた。
シントラーとは違い、ザーガンはタクトのことをだいぶ評価しているようだ。
ザーガン自ら会いに行こうとするスタンスからも、高く評価していることがうかがえる。
D2との戦いもなく、平和な回であった。
終始、運命の成長が垣間見れてよかった。冗談を言うシーンもそうだが、それ以外でもご老人たちの手伝いをしたり、会話の相手になったりと社交性を身に着けている。
タクトも音楽バカではあるが、それだけの才能と努力の結果があり、音楽によって周りを魅了するだけの実力を持っている。
