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アニメ『天国大魔境』3話ネタバレ感想:春希と桐子の5年前の過去

アニメ『天国大魔境』3話ネタバレ感想:春希と桐子の5年前の過去
目次

アニメ『天国大魔境』3話の見どころ・ネタバレ

1.5年前の浅草の回想

話はキルコの回想で5年前に飛ぶ。場所は浅草、時代は2034年で大天災から10年が経過していた。浅草にはたくさんの人がおり、特に娯楽として電動カートレースが楽しまれていた。

キルコの姉、竹早桐子は電動カートレースのレーサーとして参加しておりお金を稼いでいる。弟の春希は兄貴分のロビンと共に街の治安を守るという役割をこなしつつ、孤児院を住まいとしていた。

浅草には『医者』と呼ばれる人物がおり、怪我人を治してくれるのだが、一方、裏では『人食いの調査や人体実験をしているのでは?』という噂の広まる人物でもあった。ロビンはそんな医者を探っている最中だという。

アニメ『天国大魔境』3話:年代
©石黒正数・講談社/天国大魔境製作委員会:キルコは今の自分を語るために5年前の回想をする

今までこの作品の年代がよくわかっていなかったが、5年前に2034年なので現代は2039年だとわかった。そして、大天災が起こったのが2024年となる。この作品は2018年から連載されているので、少し未来を描いている。だから、たびたび現代の技術を超えているような機械が出てきている。

どうやら日本中が過疎地になっているわけではなく、浅草のように人が集まる街もあるようだ。ロビンは気のいい兄貴分という感じだが、医者に関しては確かに謎多き人物だ。本名を名乗らない当たり、何か有名な人物なのかもしれない。

2.レース場に現れる人食い

春希は姉のレースを見るために高台に登るのだが、そこで透明になった人食いがレースゴール地点にいることを発見する。みんなに教えようとするがレースの盛り上がりで声はかき消される。

ロビンの役に立ちたいと思った春希は一人で、人食いに立ち向かう。しかし、自作の武器は人食いに一切効かない。春希は武器をナイフに切り替えて、人食いに突き刺す。ダメージを与えられたが、人食いに捕まり、体が人食いに飲み込まれていってしまう。

姉の桐子はレース終盤に人食いを見つけて、レースを中止させる。よく見ると弟が人食いに食われている所が見えて、姉はカートごと人食いに突っ込み弟を解放させる。しかし、春希は体の半分がすでに食われており、とても助からない状態であった。

アニメ『天国大魔境』3話:桐子
©石黒正数・講談社/天国大魔境製作委員会:浅草で人気の電動カートレースに出場する竹早桐子

人食いは作中、かなりの頻度で現れているので数は相当多いと予想できる。大人たちが人食いが出たら退治にしにいっていたが、あれは倒せているのだろうか?マルが人食いを倒せるのは特別みたいな演出がされているので、追い返しているだけ説もある。

春希はロビンへの憧れが強い子供でそれゆえに役に立とうと人食いに一人で立ち向かってしまう。結果的に、それは自分の死、ひいては姉の死を招くことになってしまう。

3.姉の体として蘇生する

春希が目を覚ますとそこは病院であった。しかし、自分の体を見ると姉の体になっており、春希は混乱する。医者は『弟を失った姉が錯乱して自分を弟だと思っている』と判断するが、春希はそうじゃないことを確信する。

4ヶ月して退院すると自分がいた環境がガラリと変わっていた。自分を手術した『医者』は行方不明となり、兄貴分だったロビンも行方知れず、そして自分が居た孤児院は稼ぎ頭の姉とリーダーのロビンを失ったことで無くなっていた。

失意に暮れる春希だったが、なぜ医者はこんな手術をしたのか、そして行方不明のロビンを探すという目標を見つける。名前を『キルコ』と変えた春希は医者をロビンを探しつつ、ボディーガードをするという生活を始めるのであった。

アニメ『天国大魔境』3話:人食い
©石黒正数・講談社/天国大魔境製作委員会:カートレースのゴール付近に現れた透明な人食い

医者がどういう手術をしたのかわからないが、脳移植によって春希の脳が姉・桐子の体に入った。とんでもない技術だし、そんなことが可能なのかわからないが医者はそれをやってのけた。そうなると『桐子の脳』がどうなっているのかが気になるところだ。

つまり、マルとキルコは男女コンビではなく、両方とも男だったという話である。あまりにも気が合いすぎてマルが恋心を抱いてしまった当たりが罪作りなところだ。

アニメ『天国大魔境』3話の感想・考察。

謎な部分は『子どもたちが通う学校』と『マルという存在』だけかと思っていたが『キルコが探す医者とロビン』についても謎が多い。医者はそもそも何者なのか、どうしてロビンはいなくなったのか、そして桐子の脳はその後どうなったのか…

ラストシーンでククが『赤ちゃんには顔がない』と言っていたのは気になるところだ。顔がないのは『頭がない』を意味しているのか、それとも『のっぺらぼう』ということなのだろうか?どちらも赤ちゃんからはかけ離れているが、この施設がどんな施設か知る上での重要な情報になりそうだ。

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