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アニメ『天才王子の赤字国家再生術』10話感想・ネタバレ:ウェインお得意の欠席裁判

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『天才王子の赤字国家再生術』10話のあらすじ

アースワルド帝国からの解放を名目に、レベティア教の軍はミールタースへ侵攻しようとしていた。その大義名分を逆手に取り、ミールタースの民を保護させようとするウェインたち。軍を指揮するカルドメリアとグリュエールと面会したウェインは、二人にある交渉を持ちかける。そして、ロウェルミナを通じて皇子たちとの会談に臨み、騒動の黒幕を明かすのだった。その発言にバルドロッシュもマンフレッドも絶句する。

©鳥羽徹・SBクリエイティブ/天才王子製作委員会

『天才王子の赤字国家再生術』10話の見どころ・ネタバレ

1.レヴィティア教との取引

ウェインはレヴェティア教に取引を申し出る。ミールタース市民自ら、ミールタースを取り返すために、武器と食料をレヴェティア教から3倍の値段で買うと言う。

カルドメリアはウェインを困らせるためだけに取引を拒否しようとするが、グリュエール王はこの戦いに巻き込まれるのは無駄ということで、取引に応じる。

ウェインは目的通り、ミールタース市民を武装させることに成功して、ミールタースを包囲する皇子たちと敵対するのであった。

ウェインはレヴェティア教の大義名分を逆手に取って自分たちに協力させることに成功する。これはウェインの思惑通りだったらしく、ミールタースを無傷で手に入れたい皇子たちはミールタース市民と戦うことを嫌がり、ウェインは皇子たちを交渉の場へ引きずり出すことに成功する。

フラーニャがミールタース市民の心を掴んでいた時点で、ウェインはこの青写真が描けていたのかもしれない。

2.皇子たちとの交渉

第2、第3皇子たちとの会談の場を設けたウェインは、今回の黒幕は第1皇子のディメトリオであったと発言する。

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©鳥羽徹・SBクリエイティブ/天才王子製作委員会:すべての責任をディメトリオに押し付けようとするウェイン

すべては皆を陥れて、ディメトリオが一人勝ちするための自作自演だったとウェインは指摘する。もちろん、ディメトリオが黒幕なわけがないと知っている皇子たちだが、この指摘に賛同しないと自分だけ損をするという状況を作られてしまい、皇子たちは渋々ウェインの指摘に賛同するのであった。

ウェインはレヴェティア教の取引と同じく、皇子たちに拒否できない状況を作り出して、うまく言うことを聞かせることに成功している。

ロウェルミナ曰く、これはウェインお得意の「欠席裁判」であり、この場にいないディメトリオにすべての罪を被せてしまおうというものであった。

3.マーデン王国を訪問するウェイン

ソルジェスト王国から式典への招待を受けたウェインは、道中にあるマーデン王国を訪問する。訪問する目的は、最近、好景気のマーデンがこのままナトラ王国の傘下に居続ける意志があるのか確認するためである。

ウェインはマーデンは「ゼノヴィアとウェインの婚姻」を引き出そうとしてくるのでは?と予想する。ウェインとしては、マーデンの意思確認さえできれば、婚姻についてはのらりくらりと、かわしてしまおうという思惑であった。

しかし、蓋を開けてみるとゼノヴィアから婚姻の申し出はなく、ウェインは肩透かしにあうという結末に終わった。

ゼノヴィアとしては、そもそもナトラから独立することや敵対する意志はなく、それに対する見返りも必要としない感じであった。

婚姻についても、ウェインの考え方があまりにも遠くを見ており、ゼノヴィアとしては肩を並べて一緒にいることが出来ないと判断したのだろう。

前回の記事↓
》アニメ『天才王子の赤字国家再生術』9話感想・ネタバレ:フラーニャの活躍

『天才王子の赤字国家再生術』10話の感想・考察

ミールタースの事件を解決したことで、ナトラ王国の経済も徐々に持ち直してきている。最初は貧乏国家すぎて、売国して隠居生活だ!と吠えていたウェインも今では、考えが変わってきているようだ。

実際、西と東にまたがるナトラとマーデンの国を持っていることから、貿易で金儲けができるようになるのは自然だと言えよう。

デルーニオ王国から抗議が来ていることから、今後はこの貿易の利益をどうやって守っていくかの戦いになっていきそうである。

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