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アニメ『天才王子の赤字国家再生術』最終回12話感想・ネタバレ:ウェインの野望

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目次

『天才王子の赤字国家再生術』最終回12話の見どころ・ネタバレ

1.シリジスを口説き伏せようとするウェイン

デルーニオの領地を取り戻すという名目で、ソルジェスト軍がナトラへ進軍を始める。一方、ウェインとゼノヴィアはシリジスと和平締結のため、デルーニオ王国へ向かう。

最初はゼノヴィアがシリジスを説得しようとするのだが、いくら譲歩しても取り合ってもらえない。そこでウェインが話を代わり、いきなり「一緒にグリュエール王を殺そう」と持ちかける。

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©鳥羽徹・SBクリエイティブ/天才王子製作委員会:シリジスにグリュエール王討伐の協力を持ちかけるウェイン

当然、拒絶するシリジスだったが、ウェインは拒否するならナトラが滅びた道連れに、デルーニオも滅ぼすような行動をすると脅す。シリジスはウェインの言っていることはブラフで出来るはずがないと強気に突っぱねるが、ナトラとソルジェスト軍の戦況の報告、そしてウェインの絶対実行するという決意の眼差しに負けて、シリジスはグリュエール王を打ち倒すための兵力を動かすのであった。

まさにブラフにつぐブラフで、ウェインはシリジスを揺さぶり、思い通りに動かす。場所と時間を限定して、正確な情報を得られないまま、相手に決断を強いるというのは、強力な作戦である。

偶然の産物である「輸出した黄色の服」と「フラーニャによる3万人の大移動」が見事に脅しの道具として使われ、シリジスもウェインの発言を否定しきれない状況を作り出した。

2.グリュエール王を取り囲む

シリジスの協力を得たウェインはナトラ軍とデルーニオ軍でソルジェスト軍を挟み撃ちにすることに成功する。

状況不利なソルジェスト軍は一旦引いて、挟み撃ちを回避しようとするのだが、グリュエール王は引く選択肢はないとしてデルーニオ軍側に突っ込み、活路を見出そうとする。

しかし、その好戦的なグリュエール王の性格を見越していたウェインは、伏兵を忍ばせておき、グリュエール王を倒すことに成功するのであった。

ウェインの本当の目的は、和平を進めてソルジェスト軍を撤退させることではなく、グリュエール王を倒して、この戦争に勝つことであった。シリジス相手には負けて当然と言っていたのに、虎視眈々と勝利へ向けて動いていたことになる。

グリュエール王は何か政治的な策略があるわけではなく、ただ単にウェインと矛を交えたいという欲求で動いていたことを見抜いての作戦だろう。

3.獣の正体が知りたいグリュエール

殺されはせずナトラに捕らえられたグリュエール王。ウェインはグリュエール王を解放する代わりに、ナトラとソルジェストで友好関係を築きたいという条件を出す。

しかし、グリュエール王はそれを拒否、自分を殺して全面戦争になればよいというスタンスを取る。その出方を予想してなかったウェインは困り果てるが、グリュエール王は取引としてウェインの持つ「獣の正体」を知りたいと言う(欲とも言っていた)。

ウェインは自分の野望を口にするが、それはアニメで無音で演出され、内容はわからなかった。しかし、グリュエール王の反応から相当な荒唐無稽な話であり、壮大な野望だったと予想はできる。ウェインの野望を見届けたいグリュエール王はナトラとの友好関係を許可し、解放されるのであった。

普段はおちゃらけており、売国するだの、豪遊するだの言っているウェインだが、実際、彼にはグリュエール王を驚かせるような野望があることがわかった。

実際、ナトラは第1話から状況がかなり変わっており、国土が増え、友好国も増えていっている。もし、目的が「全土統一」だったとしてもおかしくないような勢力図の拡大である。

『天才王子の赤字国家再生術』最終回12話の感想・考察

本来、ソルジェスト王国に領土を奪われるという結末で終わるような状況から、ウェインの立ち回りで最大リターンを取りに行った感じがある。

ソルジェスト軍をいかに引かせるか、という話だと思っていたのに、グリュエール王を討伐し、ソルジェスト軍を倒してしまうというのは予想外だった。

この作品の結末がどこに置かれるかはわからないが、話はまだまだ続きそうな感じでアニメは終了となった。原作があるアニメなので、気になる人は原作で続きを読むという選択肢もあるだろう。

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